1→強迫症状を呈している患者は、その行為の不合理性について認識した上で止められない状態にある。
症状の弊害について説明をしても改善には結びつかない。
2→強迫症状を呈している患者は、症状を止めたくても止められない状態にある。
気にしないように繰り返し働きかけても改善は難しい。
3→患者自身が強迫症状の無意味さについて理解している場合がほとんどである。
無意味さについて説明しても症状の改善には結びつかない。
4→強迫症状は患者自身が無意味さに気づきつつも止めることが出来ない。
行為の裏にある患者の強い不安や思い、辛さを受け止め、共感を示して見守る事が重要である。