1→排泄など介助してもらうことに羞恥心を伴うような行為に対する援助は、特に患者の尊厳を尊重する必要がある。
インターホン越しに排便の有無を問うなど、患者のプライバシーに全く配慮のない言動は不適切である。
2→病気の診断やその説明は医師の責務であり、看護師の職務内容として適切ではない。
医師が説明したことに対する患者の理解の程度を確認し、不足している部分を確認したり、わかりやすく説明をしたりする場合はある。
3→「誰にも言わないで」と患者から言われているが、患者本人の承諾を得てスタッフ間での共有をしているため、適切な判断である。
4→家族の意見は尊重するべきであるが、長期間着替えを行わないことによる問題(清潔が保たれない、感染の危険があるなど)がある場合は、看護師が
アセスメントをして援助が必要となった対応に関して、家族への説明を行った上で実施する。