令和元年(2019年) の
国民生活基礎調査において、
要介護者等のいる世帯に同居している主な介護者の特徴で正しいのはどれか。
1→一般的に、主な介護者は女性が多い傾向にあります。文化的背景や社会的役割の期待値もあり、女性が家庭内での介護責任を負いやすい状況があり、誤りです。
2→誤りです。実際には
配偶者が主な介護者となることが多く、次いで子どもという順で介護者となるケースが多く見られます。しかし、高齢化が進むにつれて、高齢の
配偶者自身も介護が必要になるケースが増えているため、子どもが介護者になるケースも少なくありません。
3→正解です。多くの国々で、主な介護者の年齢層は高齢になりつつあります。これは高齢化社会の進展と、介護が必要な人々の増加に関連していると言えます。60〜69歳は退職後も比較的健康で、介護を担うことが可能な年齢層とされています。
最新のデータ
男性:60〜69歳が最も多い。
女性:70〜79歳が最も多い。
4→介護者が感じるストレスの原因はさまざまですが、「自由にできる時間がない」ことが最も多いとは限りません。介護者は「家族の病気や介護」「自分の病気や介護」など、多岐にわたりません。