1→震災から2日しか経過していなくても、宗教への多様性は配慮されるべきである。
宗教の多様性への配慮は後でではなく、直ちに実施する。
2→心理的援助として会話による支援は常に必要とされているわけではないため不適切である。
被災者と顔を合わせ、その現実を受け止める過程で寄り添うことは必要であるが、会話が途切れないように常に話しかける必要はない。
3→災害直後の被災者への心理的な援助には、正確な情報収集と提供が必要である。不安な状況下で無用な混乱を防ぎ、住民の孤独感を和らげることは大切であるが、確証がない状態で安全を保証するのは信頼関係に悪影響を及ぼし、その後の余震への対応も遅らせる可能性があるため不適切である。
4→災害が発生したときには災害に伴う一般的な心理的変化と回復について住民への情報提供を行う必要がある。
放置して
急性ストレス障害が悪化すると、心的外傷後ストレス症候群(
PTSD)などを発症する可能性があるため、情報提供を早い段階で行うことは適切である。