1→災害時の子どもにとって大人の心の安定が大きく影響する。災害時の母親は、両親の安否が気になり感情的だったが、現在両親の安否が確認され、落ち着いた様子なので、見守る必要性は低いと考えられる。
2→災害時のことを想起させることは、
心的外傷後ストレス障害につながることもあるため、むやみに思い出させるようなことは適切ではない。看護師の対応として計画的に関わっていく必要性がある。
3→Aちゃんは活気がなくなってきているので、他の子どもと遊べる機会をつくるのが最も適切である。遊びは、子どもの生活そのものであり、遊びを通して感情の表出を行うため、遊びの提供を行うことは大切である。
4→子ども自身がお絵かきをしたいなら描かせてよいが、無理やり災害時の様子を描かせるような対応はかえってストレスを高めることになるため適切とはいえない。