1→感覚記憶とは、視覚や聴覚といった感覚器官ごとに存在する、非常に保持時間の短い記憶のことで、加齢によって影響を受けると考えられる。
2→短期記憶とは、数分もしくは数十分くらい保たれる記憶のことで、加齢によって影響を受けると考えられる。
3→結晶性知能は、個人が長年にわたる経験、教育や学習などから獲得していく知能であり、言語能力、理解力、洞察力などを含み、加齢の影響を受けにくく、20歳以降もわずかずつ上昇していく。
4→
流動性知能は、新しい環境に適応するために、新しい情報を獲得し、それを処理し、操作していく知能であり、処理のスピード、直感力、法則を発見する能力などを含んでいる。生まれながらもっている能力に左右される知能をいい、この能力は30歳代にピークに達したあと60歳ごろまでは維持されます。そしてそれ以降は急速に低下していきます。このことで、加齢によって影響を受けると考えられる。