1→自己管理の支援で重要なのは、自分で決めて行動し達成できたという成功体験である。
失敗体験から支援をしても劣等感へとつながることがあるため、注意が必要である。
2→自己管理をするために疾患に関する正しい知識は必要だが、広範囲な知識を提供してしまうと焦点が当てられず、患者が自己管理を苦痛に感じる場合がある。具体的なアプローチをする際は、知識や技術に焦点を当てて実行する。
3→自己管理を行う上で症状に慣れてしまうと、疾患が進行していることに気づけない場合があるため不適切である。
自覚症状に慣れることなく、症状の変化や新たな出現に気を配り、
アセスメントをして対処する方法を身につけられるよう支援する。
4→自己管理において自覚症状に慣れることなく身体徴候には常に気を配り、変化や新たな症状に気づいて対応できるようにすることが大切である。