なすこちゃん
先生!質問があります!
なすだ先生
はい、なんでしょう?
なすこちゃん
国家試験って、必修、一般、状況設定て3つの問題があるじゃないですか?あれって、どのくらいの割合で出題されるんですか?
なすだ先生
なすこちゃん!それまだ知らなかったの!それはまずいね。それじゃあ、詳しく紹介していくね!
ということで、今回は、看護師国家試験の問題の種類とその点数割合について、詳しく紹介しようと思います。
点数自体の割合を知ることは、どのくらい自分が成長しているのかを知るのに必要なので、まずここは把握しておきましょう。
それぞれの問題数と1問あたりの配点割合について。
国試の配点
なすだ先生
まず、2020年(110回)の最新の国家試験を基準にして、問題の種類とその割合をチェックしていこう!
まずは総合問題数と1問あたりの点数配分についてです。
問題の種類 | 問題数 | 1問あたりの点数 |
---|---|---|
必修問題 | 50問 | 1点 |
一般問題 | 120問 | 1点 |
状況設定問題 | 60問 | 2点 |
なすこちゃん
なるほど。必修と一般は1点だけど、状況設定問題は点数の配分が高いんですね!
なすだ先生
そう。つまり、一般問題1問を失うよりも、状況設定問題を1問間違う方が重大ってことだよね。
この配点率をしっかりと覚えておくことで、どこに力を入れるべきかが変わってきます。
多分この点数を知っているかいないかで、勉強する意識が変わってくるのがわかると思います。
必修、一般、状況設定問題の配点に対する考えかた。
なすこちゃん
でも結局これってどこを一番重点的に勉強すればいいんですかね?
なすだ先生
そうだね。それじゃあそこについて僕の考え方をちょっとまとめておくね。
必須が最重要!ここは突破することが大事。
キャプション
まずは必修問題について。
必修問題は、50問あって8割以上。つまり40点以上を取らなくてもなりません。
しかも、絶対評価なので、一般や状況設定が満点だったとしても、必修が40点以下だと不合格になってしまいます。
なすこちゃん
ああ、だから一番ウエイトが大きいのは必修ってことですか!?
なすだ先生
その通り!
なすだ先生
毎年一般問題は合格点なのに、必修が足りなくて涙を飲む人は少ないながらいるんだよね。
ということで、配点を考え時に割合は少ないんですが、必修をまず落とさない。ということは看護師国家試験で重要なポイントになります。
一般問題と状況設定問題は実は配点率は一緒。
国試合格の割合
先ほど状況設定問題の方が1問の重みが大きいという話をしましたが、実は配点は同一に設定されています。
一般問題=120問=120点 状況設定問題=60問=120点
それじゃあ、どちらもしっかりと取っておかなければならない。ということになりますが、1問あたりの配点は状況設定の方が高いため、1問間違うなら一般問題の方が傷が浅くすみます。
なすだ先生
だからここから、何が得意で何が不得意かを判別して、しっかりと自分の強み、弱みを抽出して置くことが大切なんだ。
一般問題と状況設定問題は、何点取れば合格するよ!というものはありません。
何点で合格するでしょうか?
というのも、必修以外の点数に関しては、相対評価と言って、全体の点数の割合で足切りのラインが決まるようなシステムになっているからです。
簡単に言うと、全体の上位90%くらいの人を合格にするという場合は、下から10%の点数よりも上の点数をとっておけば合格ということになります。
配点割合をしっかりチェックして、合格に近づこう!
なすだ先生
ちょっとしたところだけど、これを知っておくかどうかの差は大きいよ。
なすこちゃん
看護師国家試験って漠然と考えていたけど、点数の割合とかもしっかりと知っておかないといけないんですね!
ということで、今回は看護師国家試験の配点の割合について詳しくご紹介しました。
それでは、ぜひ勉強を頑張ってみてください。
なすだ先生(@nursta_nasuda)は、インスタグラムでも国試対策・実習対策を発信中!
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