婦人科看護師の仕事内容やメリット・デメリット紹介

なすこ

産婦人科と婦人科って言い方が違うだけで仕事内容は一緒なのかな?

なすだ先生

違うよ!産婦人科と婦人科は似ているけど、それぞれ看護師さんの仕事内容は異なるよ!

なすこ

そうなんですね!実は婦人科で働いてみたいんですけど、仕事内容とか全く分からなくて…。私でもできるか不安なんです。先生教えてくれませんか?

なすだ先生

OK!それでは今日は婦人科看護師さんの仕事内容やメリット・デメリットについて紹介していくね!

目次

婦人科とは?産婦人科との違い

診療内容が異なる

婦人科と言われると産婦人科を思い浮かべる人も少なくないはず。

なすこ

私もその1人です。実際に何度も勘違いしちゃいました…。

なすだ先生

産科と婦人科は似ているようでまったく違うよ!

婦人科の主な診療内容

・生殖器の疾患の診断と治療
・婦人科手術
・不妊治療
・更年期障害の診断と治療 
など

産婦人科の主な診療内容

・正常分娩
・異常妊婦分娩(切迫流早産、妊娠高血圧症候群、頸管無力症)
・合併妊娠分娩(前置胎盤、癒着胎盤、多児、前期破水、羊水異常)
 など

なすこ

産婦人科と婦人科って名前が似ているだけで、診療内容を見ると明らかに違うことが分かりますね!

なすだ先生

対象は同じ女性だけど、診療内容が異なってくるから注意してね!

婦人科の特徴

婦人科外来・病棟の入院患者は女性のみです。

なので看護師も女性であることがほとんどになります。

なすこ

ということは男性がいない分、範囲が狭くて看護がしやすいとかありますか?

なすだ先生

そんなことはないんだ。外来や入院してくる患者さんは成人から老年と幅が広いよ!

外科病棟と内科病棟の特徴も兼ね備えており、急性期から終末期と幅広い看護を提供します。

子宮付近には腸や膀胱があり、消化器・泌尿器領域の看護も行います。

なすこ

なるほど!女性特有の疾患だからこそ、関連してくる器官もあるんですね!これは勉強しなきゃですね!

なすだ先生

治療により見た目の変化、機能的な変化も顕著に現れる領域だから、精神的なケアも大切になるよ。

婦人科看護師の仕事内容

手術前後の看護

・手術前オリエンテーション
・オペ出し、迎え
・術前、術後の看護

婦人科病棟で勤務する場合、婦人科がんの患者さんへのケアが必要となります。

なすこ

具体的にどんなケアが必要なんですか?

なすだ先生

子宮がん、卵巣がんなどで手術が必要な患者さんの場合は、手術前のオリエンテーションや、オペ出し・オペ迎えなどを行うよ!

内科的看護

・抗がん剤の副作用のケア

婦人科病棟には、外科的治療と内科的治療を受ける患者さんが混在しています。

なすだ先生

そのため、術前術後のケアだけでなく、抗がん剤治療など薬物療法を受ける患者さんのケアも重要な役割なんだ!

検査介助・指導

・検査介助
・メンタルケア

・生活指導

婦人科の外来に勤務する場合、妊娠を望む方へを検査の説明や診察介助をしたり、相談を受けることがあります。

なすだ先生

不妊治療を受ける患者さんには、採血などの検査を行うほか、人工受精前後の生活についてオリエンテーションを行う役割もあるよ!

また、コミュニケーションによる心理面のケアもとても重要です。

なすだ先生

婦人科で入院中の患者さんの中には、子宮摘出術や乳房切除術など受け、心理面でのケアが必要な場合もあるよ。女性の心理に寄り添ったコミュニケーションが求めらるんだ。

なすこ

婦人科の看護師さんってすごい色々な役割を担っているんですね!私も同じ女性として患者さんの思いに共感しながら寄り添って看護してみたいな。

1日のタイムスケジュール

スクロールできます
時間業務内容
8:30申し送り
9:00術後患者の処置
9:30オペ出し
10:00ラウンド
(バイタルサイン測定・清拭)
11:30オペ迎え
12:00昼食
13:00手術前のオリエンテーション
14:00ラウンド
(バイタルサイン測定・処置介助)
15:00看護記録、翌日の予定確認・準備
16:30申し送り
17:00終業
なすだ先生

表はあくまで一例だよ!毎日決まった時間通りに業務ができるわけではないから、臨機応変に対応する必要があるよ!

婦人科看護師のメリット・デメリット

メリット

・急性期から終末期、成人から老年、婦人科系のみの知識だけでなく、消化器や泌尿器の幅広い知識を得ることができる
・男性が苦手な方は女性患者しかいないため働きやすい
・優先順位やタイムスケジュールの管理が上手になる
・患者へ精神的なサポートも行うため、やりがいを感じると共に人として成長を感じる

デメリット

・男性患者の看護ができないので、異動や転職の時に戸惑う
・急性期の患者を受け持つ傍ら終末期の患者を受け持つこともある、、自分のやりたい看護ができないことも少なくない
・女性が多い職場であるため、バチバチとした環境になりやすい
・とにかく忙しい

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なすだ先生

以上が婦人科についての説明だよ!参考になったかな?

なすこ

はい!具体的に教えてもらったので、自分が婦人科で働いている姿をイメージできちゃいました!

なすだ先生

それは良かった!婦人科の求人はたくさんあるから、自己分析をしっかりして理想の転職を実現してね!

なすこ

そこなんですよね…。私働いているじゃないですか?だからじっくり求人を見ている時間もないし、自己分析の仕方もいまいちよく分からないから不安だらけなんです。何か良い方法はないですか?

なすだ先生

それならナースタに相談してみてね!

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なすだ先生

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なすこ

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