看護師の就職場所を多い順にランキング形式で紹介!

なすこ

看護師が就職する場所で一番多いところってどこなのかな?

なすだ先生

看護師さんが活躍する場所はたくさんあるから気になるよね。

なすこ

そうなんですよね。やっぱり病院かなって思うんですけど、最近だとクリニックも多いし、高齢化社会にともなって老人保健施設や訪問看護も増えてきてますよね?

なすだ先生

そうだね。それでは今日は看護師さんの就業場所をランキングで紹介していくよ!

目次

看護師の就業場所(多い順)

看護師の数は約131万人おり、就業場所で多いのは下記の通りです。

1位 病院(約88.8万人、67.8%)
2位 クリニック(約17.9万人、13.7%)
3位 介護保険施設(約10.1万人、7.7%)
4位 訪問看護ステーション(約7万人、5.4%)
5位 社会福祉施設(約2.2万人、1.7%)
6位 看護師等学校養成所又は研究機関(約1.6万人、1.3%)
その他(市区町村, 保健所, 都道府県など含む) (約3.1万人、2.4%)

※2022年末現在

なすだ先生

約7割の看護師が病院で働いているけど、最近は介護保険施設と訪問看護ステーションで働く看護師も増加しているよ!それぞれの職場の特徴を詳しく見ていこう!

1位 病院(88.8万人、67.8%)

「病院」とは、20床以上の病床を有する医療機関のことを指します。

種類として、大きく「大学病院」「一般病院」に分けられます。

なすこ

同じ病院でも役割って違うんですか?

なすだ先生

違うよ!大学病院は高度医療・先端医療を提供したり、疾患や治療法の研究を担っているんだ。患者さんは重症度の高い方や高度医療を必要とする人が多いよ。

なすこ

へぇ~!一般病院はどんな役割があるんですか?

なすだ先生

一般病院は地域医療を担うことが大きな役割だよ。幅広い医療ニーズに応える総合病院や地域密着型の医療を提供する病院など、施設や規模によって特徴が異なるんだ。

大学病院一般病院
・「高度医療・最先端医療」を提供し、「研究」を行う
・給与水準が高め
・一般病院よりも数が少なく、転職の難易度が高め
・「地域医療」を担う
・都道府県立や規模の大きい病院は、高度で専門的な医療を行う
・様々な病院があるので、転職の選択肢が幅広い

2位 診療所(約17.9万人、13.7%)

診療所やクリニックは、比較的軽い病気や怪我などの初期医療や慢性期疾患に対応した外来での医療が主体です。

なすだ先生

病院との大きな違いは、重症患者が担ぎ込まれたり、急変したりするような事はほとんどなく、突発的な事態が起こりづらいという点だよ。

クリニックに配置される看護師は数名程度で、仕事内容は医師の診療の介助がメインとなります。

一般のクリニック美容クリニック
・内科、皮膚科、整形外科、眼科、小児科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、産婦人科など様々な科がある
・診療科によっては、経験やスキルが必要な場合がある
・大きく「美容外科」「美容皮膚科」「脱毛クリニック」に分けられる
・美容に関する施術を受ける「患者様」に対応する

3位 介護保険施設(約10.1万人、7.7%)

介護施設は利用者にとって「生活の場」となるので入居者の健康をしっかりと管理し、質の高い生活を送れるようにサポートする必要があります。

なすだ先生

医師が常駐していない介護施設では、看護師が状況に応じて医療処置を行ったり、入居者が急変した場合には、処置を行いながら医師や救急隊員に引き継ぎをしたりすることがあるよ。自主的な判断と行動が求められる機会が多くなるんだ。

介護保険サービスを使って利用できる公的施設で、3つの種類があります。

特別養護老人ホーム(特養)介護老人保健施設(老健)介護医療院
・医療的なケアがそこまで必要ない入居者がメイン
・入居者100名につき3名の看護師の配置が義務付けられている
・要介護認定を受けた高齢者が自宅復帰を目指す施設
・リハビリテーションの提供も行う
・入居者100名あたり10名以上の看護師が配置される
・2018年〜新たに法定化された
・長期的な医療・介護を必要とする高齢者を対象とした施設
・入居者6名あたり1名の看護師が配置される

4位 訪問看護ステーション(約7万人、5.4%)

訪問看護ステーションとは、病気や障害のある方が住み慣れた自宅・地域で療養生活を送れるように、訪問看護サービスを提供する地域の拠点です。

訪問看護に対する診療報酬が手厚くなり、事業所の数が増加しています(2022年で全国約13,000カ所)

なすだ先生

訪問看護ステーションは大規模か小規模かで働き方が異なってくるよ。

小規模なステーション大規模なステーション
・看護職員5人未満のステーションが全体の4割
・コミュニケーションが取りやすく、アットホームな雰囲気がメリット
・看護職員が3人前後のステーションでは1人が休職、退職してしまうと人員基準(2.5人以上)が満たせなくなる
・看護職員10人以上のステーションは全体の15%ほど
・教育や研修が手厚い
・24時間対応で利用者数も多く、夜間対応が多く発生する

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なすだ先生

看護師の就業場所と特徴について、理解できたかな?

なすこ

はい!看護師が病院以外にもどんなところで働いているのか知ることができて良かったです!それぞれの職場の特徴も教えてもらったから転職を考える良い機会になりました!

なすだ先生

看護師さんの就職場所を知ることで視野も広がるよね。今日の話した内容を参考に理想の転職を実現してね!

なすこ

でも転職って初めてだし、何からすればいいのか分からないんですよね…。相談できる人ってだれかいないですか?

なすだ先生

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なすだ先生

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なすこ

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