なすこちゃん知ってる?実は看護師の資格って通信制でも取れるんだよ。
そうなんですか!?専門学校とか大学に行かないと取れないと思ってました。
正確には准看護師の資格を持っていて、なおかつ条件をクリアすること看護師国家試験の受験資格を得られるんだ。
へぇ~。通信で学費どれくらいかかるんですか?
気になるところだよね。では通信制の学費はどれくらいかかるのか詳しく見ていこう!
何にお金が必要なの?
進学に必要な費用には、入学金、授業料などの学費のほか、学校によりますが、教科書代やユニフォーム代、学校や実習先までの交通費も費用として考えておく必要があります。
実際にかかる費用は各学校で大きく異なるよ。詳しくは資料請求をしたり、学校説明会に参加するなど、進学を志望する学校に直接確認しよう!
志望校の資料をもとに在学中にかかる費用を見積もり、奨学金なども活用しながら、無理のない資金計画をたてていきましょう。
それぞれの時期にかかる費用を詳しくみていこう!
受験時
<学校説明会への参加費>
・交通費
・宿泊費
<受験費用>
・受験料
・交通費
・宿泊費
入学時
<入学費用>
・入学金
・授業料
・教材費
・通信料
・放送大学入学金・受講料
・ユニフォーム代
・感染症検査料
・ワクチン接種費
・パソコン、プリンター購入費
在学時
<学費>
・授業料
・通信料
・学生保険
<交通費>
・学校や実習先への交通費 ・宿泊費
<生活費>
・家賃、食費、光熱費、車両維持費、健康保険料、年金保険料など
卒業時
・看護師国家試験受験費
各時期にかかる費用の内訳と総額
受験時
入学時
納入金と内訳 | 金額 |
---|---|
入学金 | 300,000円 |
通信料(前期分) | 5,000円 |
教育費(前期分) | 217,500円 |
放送大学の入学金・授業料 | 262,000円 |
教科書代 | 約110,000円 |
学校指定の白衣 | 約6,000円 |
健康診断、及び、感染症抗体検査 | 約17,000円程度 |
在学・卒業編
納入金と内訳 | 1年次後期 | 2年次 |
---|---|---|
通信料 | 5,000円 | 10,000円 |
教育料 | 217,500円 | 435,000円 |
卒業時
生活費
ここでは一人暮らしの大学生と想定して、1ヵ月に必要な生活費はいくらなのか見ていきます。
全国大学生活協同組合連合会が2022年秋に実施した「第58回学生生活実態調査」によると、一人暮らしをしている大学生は、毎月の生活費に家賃込みで約12万円必要だとわかりました。
生活費内訳 | 金額 |
---|---|
住居費 | 53,020円 |
食費 | 24,130円 |
教養娯楽費 | 13,270円 |
貯金・繰越 | 12,970円 |
日常費 | 7,430円 |
交通費 | 4,210円 |
電話代 | 3,460円 |
書籍費 | 1,540円 |
勉学費 | 1,430円 |
その他 | 2,170円 |
支出合計 | 123,630円 |
日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査結果」によると、一人暮らしの生活費は年間110万8,000円なのに対し、自宅生の生活費は年間38万7,000円と、その差72万1,000円にもなります。
一人暮らしの家賃が月に約5万としても、年間にすると60万になりますので、一人暮らしの家賃の占める割合が大きいことが分かります。
住居 | 金額(年間) |
---|---|
一人暮らし | 1108,000円 |
実家暮らし | 387,000円 |
総額
受験から卒業までの必要総額約162万円です。
一人暮らしの年間生活費の平均は約110万円なので、全て計算すると約272万円が必要になります。
学費は養成所によって異なるため、希望する養成所を調べてみましょう。
進学に活用できる制度
教育訓練給付制度
厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給される制度です。
対象となる教育訓練は3種類に分かれており、看護師資格取得の場合は、最大で受講費用の70%が支給されます。
教育訓練給付を受けるには、雇用保険の加入期間などの条件があります。
高等職業訓練促進給付金
資格取得を目指すひとり親に向けた、生活費を支援する給付金制度です。
訓練期間中は月額10万円(住民税課税世帯は月額70,500円)、訓練終了後は5万円(住民税課税世帯は25,000円)の支給を受けられます。
訓練を受けている期間の最後の1年間は、支給額が4万円増額されます。
対象者は児童扶養手当の支給を受けている、同等の所得水準にある人、かつ養成機関で6月以上のカリキュラムを修業し、資格取得が見込まれる人です。
看護師学校養成所2年課程(通信制)進学者に対する奨学金
看護師学校養成所二年課程(通信制)進学者を対象とした奨学金制度です。
日本看護協会の会員が対象で、年額360,000円または480,000円を一括貸与。
返還には利息はかからず、返還の開始は貸与が終わった翌年10月からとなります。
このほかにも自治体独自の制度があります。
自治体により制度が異なるので、ぜひご自身がお住まいの制度について調べてみてください!
制度申し込み時の注意点
奨学金や給付制度の申込みをする時の注意点があります。
進学中の万が⼀の事態や就職後の⽣活も想定して、利⽤の条件をよく確認して申し込んでね!下に注意点を挙げておくよ!
・返済期限などの要件と照らし合わせて、無理なく返済できるかどうか
・中途退学することになった場合に返済の必要の有無や返済⽅法、期限などは、どのように定められているか
・奨学金の返済免除の規定がある場合、規定していた年限より早く転職をすることになった場合の返済⽅法はどのように定められているか
経済⾯では、学費や⽣活費などに対する備えがあると、気持ちに余裕を持って学⽣⽣活を送ることができます。
2年課程での新しい学びを通して⾃⾝の看護観を育み、⽬標としている看護師になるためにも、奨学⾦や給付制度などを活⽤するなど、学習しやすい環境を作ることも⼤切です。
将来の⾃⾝の⽣活や就業スタイルを想定して、様々な制度や奨学⾦などを上⼿に組み合わせて、必要に応じて活用していきましょう。
以上が通信制で看護師の資格を取るためにかかる費用の説明だよ。
学費だけじゃなくて実際にかかる費用の内訳を知れたから具体的なイメージができた気がします!
通信制で看護師になる方法やメリットについて紹介しているブログもあるのでぜひ参考にしてみてね!
いかがでしたか?
費用は大丈夫だけど、働きながら看護師の資格を取ることを職場が許容してくれないという看護師さんもいますよね?
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