もっとお給料を欲しいな~。そうすれば生活にゆとりができるんだけどな。
看護師さんは大変な仕事だからもっと給料に反映されてもいいよね。
そうなんですよね。看護師が給料を上げる方法ってあるんですか?
たくさんあるよ!それじゃあ看護師さんが給料を上げるにはどのようにすればよいか紹介していくね。
看護師の病院転職で給料を上げる具体的な方法
同じ仕事量でも給料が高い病院の存在
看護師の給料が高い病院については、さまざまな要素があります。
就業先を決めるときには以下のポイントに気を付けることで給料の高い病院を選ぶことができるよ。
・運営法人がどこの病院なのかを見ておくことで、給料水準の高い病院かを判断することができる
月収(手当込み) | 想定年収(賞与含まず) | |
私立学校法人 | 361,000円 | 4,332,000円 |
日本赤十字社 | 351,000円 | 4,212,000円 |
会社 | 345,000円 | 4,140,000円 |
社会保険関係団体 | 342,000円 | 4,104,000円 |
公立 | 335,000円 | 4,020,000円 |
国立 | 334,000円 | 4,008,000円 |
済生会 | 326,000円 | 3,912,000円 |
社会福祉法人 | 326,000円 | 3,912,000円 |
厚生連 | 322,000円 | 3,864,000円 |
医療生協 | 322,000円 | 3,864,000円 |
公益法人 | 321,000円 | 3,852,000円 |
その他公的医療機関 | 315,000円 | 3,780,000円 |
その他の法人 | 313,000円 | 3,756,000円 |
医療法人 | 307,000円 | 3,684,000円 |
※月収には通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当を含む(時間外勤務の手当は除く)
※参考:2020 年 病院看護実態調査 報告書
勤続10 年、31~32 歳の非管理職の看護師の月額給与を参考
・病床数が多い病院ほど給料が高くなる傾向がある
「病床数が多い=運営基盤がしっかりしている」「たくさんの人材をそろえる必要がある」などが考えられるため、給料が高くなっていると推測できます。
月収(手当込み) | 想定年収(賞与含まず) | |
500床以上 | 346,000円 | 4,152,000円 |
499~400床 | 335,000円 | 4,020,000円 |
399~300床 | 329,000円 | 3,948,000円 |
299~200床 | 317,000円 | 3,804,000円 |
199~100床 | 313,000円 | 3,756,000円 |
99床以下 | 308,000円 | 3,696,000円 |
※月収には通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当を含む(時間外勤務の手当は除く)
※参考:2020 年 病院看護実態調査 報告書
勤続10 年、31~32 歳の非管理職の看護師の月額給与を参考
・地域によって収入に差がある
理由としては都市部と地方では生活水準に差があること、人材を確保するために給与を高く設定していることが考えられます。
月収(手当込み) | 想定年収(賞与含まず) | |
東京都 | 349,000円 | 4,188,000円 |
千葉県 | 342,000円 | 4,104,000円 |
神奈川県 | 340,000円 | 4,080,000円 |
大阪府 | 338,000円 | 4,056,000円 |
静岡県 | 332,000円 | 3,984,000円 |
※月収には通勤手当、住宅手当、家族手当、夜勤手当、当直手当を含む(時間外勤務の手当は除く)
※参考:2020 年 病院看護実態調査 報告書
訪問看護の魅力:高給与と仕事量のバランス
訪問看護では夜勤がない場合がほとんどです。
えっ!?夜勤しなくていいんですか??
だけど、ほとんどの訪問看護ステーションが24時間対応をとっているから自宅待機のオンコールの当番があるんだ。
しかし、職場によっては必須ではないことや、回数が相談できます。
面接時に詳しい内容を確認しておくことで、自分の望んだ働き方ができるでしょう。
そして訪問看護は病院と比較して、時間外の委員会や勉強会などが少ないこともメリットのひとつなんだ。
訪問看護は、子育て中の方や、今後出産をして育児をしながら仕事を続けていきたいという方にも適しているといえます。
夜勤がなくても病院勤務とお給料が同じくらい、またはそれ以上の訪問看護ステーションが増えてきています。
事業所によっては、訪問件数により手当がつく場合もあります。
ワークライフバランスだけでなく、高めの給与がもらえるのも訪問看護の魅力なんですね。
看護師が病院転職を成功させるための戦略
給料が高い病院や分野の見極め方
給料が高い病院に転職するためのポイントが3つあります。
- 夜勤手当が高い病院を探す
- 資格を取得する
- 非公開求人の情報を集める
夜勤手当は看護師さんの収入の中で大きな割合を占めているから、夜勤手当が高い病院へ転職することは有効な手段だよ。
夜勤手当の金額は勤務先によって異なるので、もし現職の収入に不満を感じている場合は、情報収集を行い適切な報酬を支払ってくれる病院へ移ることも考えましょう。
あと、看護師さんは資格を取得することで手当がもらえる職場があるんだ。
看護師の方におすすめの資格として、専門看護師・認定看護師などが挙げられますが、職場によってはこれらの資格を取得していると資格手当の対象となります。
資格をとるには勉強が必要だし、情報収集も自分でできるか不安だな。もっと簡単な方法ってないですか?
現在の給料に不満がある場合、手っ取り早く解決できるのが転職です。
看護師専門の転職サイトで様々な求人を確認したり、転職エージェントとの面談を通じて非公開求人の情報を得ることで、新たな可能性が広がります。
エージェントが抱えている非公開求人は一般的な求人には出ない案件が多いんだ。
質の高い情報を得るためにも転職エージェントの利用はおすすめだよ。
ナースタではさまざまな求人を取り扱っているからぜひ相談してみてね!
転職エージェントによる給料交渉:面接前のすり合わせの重要性
給料交渉を自分ですることが難しいと思う場合や、希望する給与額に確実に近づけたいと考えているなら、看護師専門の転職エージェントに給与交渉を代行してもらうという方法もあります。
転職エージェントって給与の交渉までしてくれるんですか!?
そうだよ。転職エージェントは転職活動のプロだから、給料に関する交渉も何度もこなしてきている頼もしい存在だよ。
自分で給料に関する相談がしにくいと考えているなら、看護師専門の転職エージェント「ナースタ」に一任する方法もおすすめです。
転職によるキャリアアップと給料アップの事例紹介
転職成功事例:給料がアップした看護師の話
大学病院に看護師として勤めていたAさんは、同等の給与体系の職場を求めて転職活動を始めました。
しかし、自分が転職したいと考えた職場に給与交渉をしてみましたがことごとく失敗に終わります。
ですが、これから業界自体が拡大するといわれている訪問看護ステーションに応募してみたところ、内定が出て、その後に給与の増額にも応じてもらえました。
医療の業界でも「これから成長する」と言われる新たな業態があります。
成長するためには人材が必要不可欠のため、積極的に人材を募っている事業所は多めに支払っても意欲的な人に来てもらいたいと考えているところが多いようです。
転職エージェントを活用した効果的な給料交渉の事例
Bさんは、自分で求人を探すよりも転職エージェントに依頼するほうが効率が良いと考え転職活動に挑戦。
自分で交渉しずらい給与交渉も転職エージェントにお願いしました。
匿名で交渉してもらえる点や、エージェントから応募先に関する情報を得ながら転職活動ができた点が大きなメリットだったそうです。
その後、希望通りの給料を提示してもらって転職にも成功しました。
また、さまざまな職場に関する情報をエージェントから聞いて転職活動をしたので、給与面以外でも自分の希望に近い転職ができたことで高い満足度が得られたようです。
まとめ:看護師の病院転職で給料アップを目指すために
転職エージェントと連携して自分に合った条件を見つける
給料交渉はお金に関する相談だから、自分から切り出しにくいこともあるよね。
そうなんですよ。交渉するタイミングやきっかけが掴めなくて、そのまま転職してしまいそうな気がします。
そのような方は、給料交渉を含めた転職活動をサポートしている看護師専門の転職支援サービス「ナースタ」をご利用ください。
専任のコンサルタントが転職相談から入職まで無料でサポートするよ。
無料!?使わない手はないですね!
転職候補先との給料交渉など自身で切り出すのが難しい話題もコンサルタントが代わりに相談することも可能です。
自身では給料交渉がしづらい、そもそも交渉しなくても良い条件の職場に出会いたいなど、看護師の転職活動にお悩みの方は、お気軽にナースタにご相談ください。
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