～既卒・社会人などの忙しい受験生が過去問10年分で合格点を取りにいく方法～
看護師国家試験まで、いよいよ直前期が見えてきました。
「このままの勉強で大丈夫かな」
「まだ不安なところが残っている…」
そんな気持ちを抱えながら、仕事や生活と両立して勉強を続けている方も多いと思います。
直前期が近づくと、
「もっと新しいことをやらなきゃ」
「できていないところを全部埋めなきゃ」
と、どうしても焦りが強くなりがちです。
でも、先にお伝えします。
直前期に向けて、今から準備しておくことは多くありません。
大切なのは、
過去問10年分を「全部解けるようにすること」ではなく、
「今ある知識で、合格点を確実に取りにいける形に整えておくこと」です。
特に、既卒・社会人（勤労学生）の方は、
直前期に新しいことを詰め込むよりも、
これまで積み上げてきた知識を“切れ味の良い明確な知識”にすることの方が、
合格に近づきます。
この記事では、
直前期を迎える前に整えておきたい
過去問10年分の回転方法について、
不安をできるだけ減らす形でお伝えします。
繰り返しになりますが、直前期は、知識を増やす時期ではありません。
「今ある知識で、確実に点を取る準備をする時期」です。
この記事で、「全部できていないと不安」
そんな気持ちを、少しでも軽くできたら嬉しいです。
- 勉強しているのに点数が伸びず、不安だけが増えている受験生
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なすこ今ある知識で、確実に点を取る準備っ‼️
なすだ先生そうなんだよね
では、具体的に説明していきますね‼️
■ 【直前期準備①】何度解いても解ける問題は、もう触らなくていい
直前期に向けて、まずやってほしいのがこれです。
- 一瞬で正解できる
- 解答した理由も説明できる
こういった問題は、もう完成しています。
直前期にやるべきは
「できる問題を確認すること」ではなく、
「落とさない状態を保つこと」。
できる問題は、“卒業”させてOKです。
■ 【直前期準備②】正答率が低い問題は、今は無理に追わない
直前期前になると、
「難しい問題が気になる」
「細かいところが不安になる」
という気持ちが強くなります。
でも、ここで覚えておいてください。
直前期は、
“伸びにくい問題”に時間をかける時期ではありません。
- 正答率が低い
- 解説を読んでもしっくりこない
こういった問題は、
2月以降に余裕があれば見る
もしくは、今回は手放すで大丈夫です。
■ 【直前期準備③】残った問題だけを「直前期仕様」で回す
ここからが、直前期に効いてくるやり方です。
- 1問に長く悩まない
- 判断スピードを意識する
- 短時間で何度も回す
直前期は
「考え込む練習」より「判断する練習」
１０年分の過去問を薄くして、早押しクイズ形式で回せる準備をしましょう。
正解するべきうる覚えの箇所を確実に正解できることが最優先です、
優先順位さえ直せばどんな受験生でも合格ラインまで届きます。
■ 【2月以降のちょう直前期】AとBに分けると、不安は一気に減る
なすだ先生ここからは、
「超直前期である2月の過去問の回し方」です。
①卒業した問題と、②手放す問題を間引いた「残った問題」を、
徐々に２パターンに分けておいてください。
- 【グループA】ほぼ正解できるちょっと不安な問題
- 【グループB】少し迷う・引っかかる問題
超直前期に向けて大切なのは、Bを自覚しておくことです。
Bがあるのは悪いことではありません。
むしろ、あなたが一番伸びる場所です。
■ 【2月以降のちょう直前期】時間帯で役割を分けるだけで、心が楽になる
おすすめの回し方はシンプルです。
- 朝・午前中 →【グループB】で引っかかりを減らす
>頭がスッキリしている時に、得点源を増やす学習をする。
- 午後・夜 →【グループA】で感覚を整える
>仕事後の「疲れている脳で解いても正解できる」感覚が自信につながります。
直前期は、
「全部完璧にやる」より
「毎日、崩れない学習習慣を整える」ことが大切。
■ 直前期の不安との過ごし方
試験が終わるまで、不安がゼロになることはありません。
でもそれは、
- 限られた時間で
- 国家試験に真剣に向き合ってきた
ここまで本気でやってきた証拠でもあります。
不安を味方にして、直前期を有効に過ごしてください。
↓受験の不安との向き合い方↓こちらも参考にしてみてください
■ まとめ｜迷ったら、ここに戻ってきてください
直前期に向けて、
今やることは多くありません。
- できる問題は卒業
- 難しすぎる問題は追わない
- 残った問題をAとBを分けて、淡々と高速回転
全部できなくていい。
合格点を取りにいけばいい。
直前期に不安になったら、
不安は、あなたが油断しないように寄り添い、試験当日まで力を与えてくれる存在です。
そして、不安と共存し最後までやり抜いたとき、不安は必ず「自信」に変わります。
そう思い出してください。
試験当日にその変化を実感するためにも、今は不安とともに、当日の下準備に取り組んで欲しいです。
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