小児科看護師になるには?仕事内容も解説!

なすこ

私子ども好きだから小児科の看護師になってみたいな~。

なすだ先生

なすこちゃん子どもにすごい好かれそうだからいいかもね。

なすこ

でも小児科の看護師になるのってなにか資格が必要なんですか?仕事内容も分からないし・・・。

なすだ先生

では小児科看護師になるためにはどうすればいいか、あと仕事内容の紹介もしていくね!

目次

小児科看護師になるには?

看護師免許を取得する

小児科看護師になるために必要な資格は看護師資格のみです。

なすこ

そうなんだ!?特別な資格が必要なのかと思ってました。

なすだ先生

資格取得がまだの方は、まずは資格を取ることから目指してみよう!

小児科がある病院に転職

免許取得後、小児科のある病院へ応募し、選考に通れば小児科看護師になれます。

なすこ

じゃあ私すぐ小児科看護師になれちゃうかも!

なすだ先生

だけど少子高齢化の影響で小児科の求人は減少傾向にあると言われているんだ。常に求人があるわけではないようだよ。

求人が出た際にすぐに応募できるよう、準備をしておくとよいでしょう。

看護専門の転職支援サービス「ナースタ」に登録しておくことで、小児科の求人が出た際に情報をもらうことができます。

なすだ先生

非公開求人もあるから、1人で情報収集するよりも好条件な求人に出会うことができるかもしれないよ!

小児科での働き方!病棟看護師の一日

医療行為の介助

小児科看護師は、やることが沢山あります。

なすこ

具体的にどんなことをするんですか?

なすだ先生

ほかの診療科と同様に、問診や処置を行う医師を補助するよ。でも、小さな子どもは診察や処置の際に泣いたり暴れたりする時があるから、落ち着いて診療や処置を受けられるようにサポートする必要があるんだ。

さらに小児科は、特定の器官の診察、治療を行う他診療科とは違い、子どもに関するさまざまな疾患を総合的に診察・治療します。

なすだ先生

小児科の看護師は、さまざまな領域のケアに対応できるよう、幅広い専門知識と看護技術が必要となるよ。

清潔ケアの介助

子どもは清潔ケアが自立していないことが多いです。

なすこ

そのために介助や見守りが必要となるんですね。

なすだ先生

年齢や発達段階によっては、歩行が不安定、注意散漫だったりするから転倒のリスクに気を付ける必要があるね。

子どもの病状や医師の指示に合わせて、その子にあった清潔ケアを選択し介助しましょう。

点滴ルートや栄養チューブなどが挿入されている子どもの清潔ケアでは、看護師さんがルート・チューブ類に注意しながらケアを行う必要があります。

なすだ先生

あと年齢によっては歯磨きや手洗いが習慣付いていない子もいるから看護師さんが声かけしたり、介助したりするよ。

清潔ケアは基本的にすべての患児に毎日実施します。

そのためシャワー室の利用時間が被らないようにしたり、患児さんの状態や保護者の面会時間などを考慮して看護師が時間調整を行います。

食事の介助

年齢や発達段階によっては、食事の介助が必要な場合があります。

なすだ先生

家族からの情報や実際に観察して得た情報をもとに、その子に合った食事方法を選択する必要があるよ。

発達段階によって、離乳食やおやつもあります。

なすこ

新生児だと看護師がミルクで授乳をしますよね。

なすだ先生

そうだね。1人ひとりの授乳時間やペースに合わせ、日勤帯だけでなく夜勤帯でも適宜実施しているんだ。

母親の母乳が出る場合は、面会の時間帯に母乳を与えてもらうよう促します。

なすだ先生

保護者もミルクの管理ができるように最終授乳時間を共有することも、小児科看護師の仕事のひとつだよ!

必要時には、ST(言語聴覚士)に介入を依頼することもあります。

排泄の介助

小児科では、排泄が自立していない子どもが多いです。

なすこ

オムツを使用している子だと、オムツ交換が必要になりますね。

なすだ先生

子どもは大人に比べて皮膚が弱くかぶれやすいから、こまめにオムツ交換をする必要があるんだ。

中にはトイレトレーニング中の子どももいるので、家族と情報共有し、その子に合わせた排泄介助をします。

排泄障害がある場合は看護師が根気強く患児や家族と関わっていくことで、排泄習慣を獲得していくことにつながります。

なすだ先生

患児の前向きな取り組みなどを認めて喜びを共有することで、さらに積極的に行動を促すことができるよ。プライバシーを守りつつ、良きサポーターとして看護師は患児と関わっていこう!

睡眠の介助

消灯時間や昼寝の時間に合わせて入眠できるようにサポートします。

なすだ先生

子どもは年齢によって1日に必要な睡眠時間が違うから、年齢に合わせた睡眠の介助が必要になるよ。

なすこ

年齢の低い子どもは1人で眠れないことがありますよね。眠れるように環境を整えたり、付き添ったりする必要があるってことですね!

成長するにつれ体力がついてくるので、年長クラスになるとお昼寝をする子は少なくなりますが、それまでは体力がつくまで睡眠の補助としてお昼寝が必要です。

昼寝が必要な子には、昼寝の時間は部屋を暗くするなど眠れる環境を作る工夫をします。

日中に活動量や日光に当たることが少なかったりすると、昼だけでなく夜になっても寝つきが悪くなります。

なすだ先生

日中は生活リズムを整えるために患児の病状や体調に合わせながら、散歩をしたり、病室ではなく日の当たる場所に移動して遊びやコミュニケーションを行うなどの援助しよう!

家族ケア

小児科では、子どものケアと同時に家族のケアを行うことも大切です。

子どもの病気や体調によって、家族が強い不安を感じて神経質になることもあります。

なすこ

もし自分の子どもがそうなったらと考えると不安でおし潰されそうです・・・。

なすだ先生

そうだよね。だから小児科の看護師さんは家族の言動から不安や悩みを汲み取って精神的なサポートを行う必要があるんだ。

家庭でのケアが必要な場合、家族がケアを適切に行えるよう必要な知識や技術を家族に分かりやすく伝えます。

こちらの記事では一般病棟で小児科の違いについて書かれているのでご参考ください。

なすだ先生

小児科での看護師の働き方について理解できたかな?

なすこ

はい!大変そうですけどやりがいがありそうですね!

なすだ先生

幅広い疾患に対する知識が必要で、大変なことも多いのが小児科看護師の仕事だけど、専門性が高くスキルアップに繋がる経験ができる職業でもあるんだ。今回のお話を参考に小児科での勤務を検討してみてね!

もし、小児科看護師への転職を考えている人はぜひ「ナースタ」へご相談ください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次