第112回看護師国家試験解答速報を公開しています
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ヒト免疫不全ウィルス〈HIV〉感染症について正しいのはどれか。
医療計画について正しいのはどれか。
臨死期の身体的変化はどれか。
ノロウィルス感染症に罹患した患者の嘔吐物が床に飛び散っている。この処理に使用する消毒薬で適切なのはどれか。
成人女性に対するベッド上での排泄援助とその目的の組み合わせで適切なのはどれか。
成人のノンレム睡眠の特徴はどれか。
穿刺と穿刺部位の組み合わせで適切なのはどれか。
毒薬の保管方法を規定している法律はどれか。
次の文を読み、91〜93の問いに答えよ。 Aさん (47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。 91 Aさんの手術直後に観察すべき項目で 優先度が高いのはどれか。
次の文を読み、91から93の問いに答えよ。 Aさん (47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。 92 Aさんは、術前からタクロリムスなど複数の免疫抑制薬を服用している。Aさんは「移植したら免疫抑制薬を飲む必要がある事は分かっているのですが、退院後は何に気を付ければよいですか」と看護師に質問した。 Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
次の文を読み、91から93の問いに答えよ。 Aさん (47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。 93 Aさんは順調に回復し、移植後の拒絶反応もなく退院することになった。Aさんは「腎臓が悪くなってから気をつけないといけないことが多かったのですが、移植してこれまでの制約がなくなりますね」と話した。 Aさんの退院後の生活で継続が必要なのはどれか。
副交感神経の作用で正しいのはどれか。
心臓の刺激伝導系で最初の興奮部位はどれか。
成人の正常な赤血球の説明で正しいのはどれか。
チアノーゼとは( )の絶対量が増加して5g/dL以上になり、皮膚や結膜が紫から青紫色を示す状態のことをいう。
飛沫感染するのはどれか。
モルヒネの副作用(有害事象)はどれか。
上腕動脈で行う聴診法による血圧測定で適切なのはどれか。
グリセリン浣腸を準備する際の浣腸液の温度で適切なのはどれか。
不活動状態が持続することで生じるのはどれか。
入浴の援助で正しいのはどれか
令和2年(2020年)の人口動態統計における妻の平均初婚年齢はどれか。
令和元年(2019年)の国民生活基準調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのはどれか。
喫煙指数(Brinkman〈ブリンクマン〉指数)を算出するために、喫煙年数のほかに必要なのはどれか。
健康な成人の白血球に占める割合が高いのはどれか?
健康成人の白血球の中に占める割合が高いのはどれか。
健康成人の[w]白血球[/w]の中に占める割合が高いのはどれか。
体温変化をとらえ、体温調節の指令を出すのはどれか。
下血がみられる疾患はどれか。
糖尿病の急性合併症はどれか。
令和元年(2019年)の0歳男児の平均余命はどれか。
健康日本21(第二次)における1日の塩分摂取量の目標値で正しいのはどれか。
循環式浴槽の水質汚染で発症するのはどれか。
国民健康保険に加入している自営業者(40歳)の医療費一部負担金の割合はどれか。
看護師は正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定している法律はどれか。
大泉門が閉鎖する時期に最も近いのはどれか。
正規産の新生児が生理的体重減少によって最低体重になるのはどれか。
エリクソンが提唱する発達理論において、学童期に達成すべき心理社会的課題はどれか。
家族成員の最少人数はどれか。
地域保健法に規定されている市町村保健センターの業務はどれか。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 94 Aさんに生じている可能性が高いのはどれか。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 95 Aさんはステロイドパルス療法の後、副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころから満月様顔貌がみられたため、外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。 Aさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 96 Aさんは外来で副腎皮質ステロイド薬の内服治療を継続することになった。Aさんは「病気を悪化させないために、退院後はどのような生活が良いでしょうか」と看護師に質問した。 Aさんへの退院指導で適切なのはどれか。
次の文を読み、97〜99の問いに答えよ。 Aさん(81歳、女性)は 夫(86歳)と2人で暮らしている。高血圧症で内服治療をしているが、血圧のコントロールはできている。両眼に老人性白内障があり老人性難聴のために補聴器を使用している。認知機能は問題なく、日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立している。 1年前から両眼の羞明、霧視が強くなり、視力が低下して趣味の編み物ができなくなってきた。また、家の中を移動するときに小さな段差につまづいたりドアにぶつかるなど、歩行時の転倒の危険性が増えた。Aさんは自宅での生活を安全に送りたい、趣味を続けたいという希望があり、10日間程度の入院で両眼の超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ挿入術を行うことになった。 97 入院当日、病棟の看護師がAさんに対してパンフレットを用いて手術前オリエンテーションを行うことになった。 Aさんへのオリエンテーションの方法で適切なのはどれか。
次の文を読み、97〜99の問いに答えよ。 Aさん(81歳、女性)は 夫(86歳)と2人で暮らしている。高血圧症で内服治療をしているが、血圧のコントロールはできている。両眼に老人性白内障があり老人性難聴のために補聴器を使用している。認知機能は問題なく、日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立している。 1年前から両眼の羞明、霧視が強くなり、視力が低下して趣味の編み物ができなくなってきた。また、家の中を移動するときに小さな段差につまづいたりドアにぶつかるなど、歩行時の転倒の危険性が増えた。Aさんは自宅での生活を安全に送りたい、趣味を続けたいという希望があり、10日間程度の入院で両眼の超音波水晶体乳化吸引術と眼内レンズ挿入術を行うことになった。 98 Aさんの手術は局所麻酔下で行われ、10分程度で終了した。手術中および手術直後のバイタルサインに問題はなく、病室に戻ってきた。Aさんは眼痛や頭痛、気分不快などの症状はなく、「無事に終わって良かった」と話している。 術後のAさんへの説明で適切なのはどれか。
次の文を読み、97〜99の問いに答えよ。 Aさん(81歳、女性)は 夫(86歳)と2人で暮らしている。[w]高血圧症[/w]で内服治療をしているが、[w]血圧[/w]のコントロールはできている。両眼に[w]老人性白内障[/w]があり[w]老人性難聴[/w]のために[w]補聴器[/w]を使用している。認知機能は問題なく、[w]日常生活動作[/w]〈[w]ADL[/w]〉はほぼ自立している。 1年前から両眼の[w]羞明[/w]、[w]霧視[/w]が強くなり、視力が低下して趣味の編み物ができなくなってきた。また、家の中を移動するときに小さな段差につまづいたりドアにぶつかるなど、歩行時の転倒の危険性が増えた。Aさんは自宅での生活を安全に送りたい、趣味を続けたいという希望があり、10日間程度の[w]入院[/w]で両眼の超音波[w]水晶体[/w]乳化吸引術と眼内レンズ挿入術を行うことになった。 99 手術後2日、Aさんは、日中はベッドに横になって過ごしている時間が多い。夜間にAさんから看護師に「手術後はゆっくり眠れていません。どうしたらよいでしょうか」という訴えがあった。 Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
次の文を読み、100〜102の問いに答えよ。 Aさん(75歳、男性) は妻(75歳)と2人暮らしで、15年前にパーキンソン病と診断された。7年前よりレボドパを1日3回内服している。ホーエン・ヤール重症度分類のステージⅣで、要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。 妻の介護負担を軽減するため、Aさんは毎月10日間、介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため、Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが、スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く、むせや食べこぼしがある。 100 看護師のAさんへの食事援助で正しいのはどれか。
次の文を読み、100〜102の問いに答えよ。 Aさん(75歳、男性) は妻(75歳)と2人暮らしで、15年前にパーキンソン病と診断された。7年前よりレボドパを1日3回内服している。ホーエン・ヤール重症度分類のステージⅣで、要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。 妻の介護負担を軽減するため、Aさんは毎月10日間、介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため、Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが、スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く、むせや食べこぼしがある。 101 Aさんは社交的で短期入所中はいつも介護老人保健施設の利用者や職員と笑顔で会話していたが、今回は、会話中に急に表情がなくなり声が聞き取れないほど小さくなったり、手足の震えが出現することがあった。食後に薬を内服すると症状は改善するが、内服して2時間後には同じような症状が現れることがあった。 Aさんの症状はどれか。
次の文を読み、100〜102の問いに答えよ。 Aさん(75歳、男性) は妻(75歳)と2人暮らしで、15年前にパーキンソン病と診断された。7年前よりレボドパを1日3回内服している。ホーエン・ヤール重症度分類のステージⅣで、要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。 妻の介護負担を軽減するため、Aさんは毎月10日間、介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため、Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが、スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く、むせや食べこぼしがある。 102 妻の腰痛が改善したため、Aさんは自宅に戻ることになった。Aさんは「妻に負担をかけないように自分で動けるようになりたい。自宅でできる運動や注意することを教えてください」と看護師に話した。 Aさんへの指導で適切なのはどれか。
次の文を読み103〜105の問いに答えよ。 Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。 入院中は母親は希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。 103 γ-グロブリン療法の開始に伴う看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
次の文を読み103〜105の問いに答えよ。 Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。 入院中は母親は希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。 104 Aちゃんの入院中、母親は一度も自宅に帰らずに付き添いを続けている。入院3日の朝に看護師が訪室したところ、母親が「夫から電話があって、Aの入院後、兄がほとんど寝ずに大泣きしているらしく、私は心配です」と話している。 母親への看護師の対応で適切なのはどれか。
次の文を読み103〜105の問いに答えよ。 Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親は希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。 105 入院4日、Aちゃんは解熱し活気が出てきた。翌日、看護師がAちゃんを観察すると、手指の先端から皮膚が膜のように薄くむけていた。 この所見に対する看護師のアセスメントで適切なのはどれか。
休憩時間を除いた1週間の労働時間で、超えてはならないと労働基準法で定められているのはどれか。
介護保険法における要支援および要介護認定の状態区分はどれか。
炎症マーカーはどれか。
緩和ケアの目標で正しいのはどれか。
薬物動態で肝臓が関与するのはどれか。
運動機能の発達で3歳以降に獲得するのはどれか。
看護師が行う処置で滅菌手袋を使用すべきなのはどれか。
ハヴィガースト.R.J.が提唱する成人期の発達課題はどれか。
静脈血採血の穿刺時の皮膚に対する針の適切な刺入角度はどれか。
成人の一時救命処置(BLS)における胸骨圧迫の速さ(回数)で正しいのはどれか。
腹部前面を図に示す。 McBurney〈マックバーニー〉圧痛点はどれか。
次の文を読み、97〜99の問いに答えよ。 Aさん(81歳、女性)は 夫(86歳)と2人で暮らしている。高血圧症で内服治療をしているが、血圧のコントロールはできている。両眼に老人性白内障があり老人性難聴のために補聴器を使用している。認知機能は問題なく、日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立している。 1年前から両眼の羞明、霧視が強くなり、視力が低下して趣味の編み物ができなくなってきた。また、家の中を移動するときに小さな段差につまづいたりドアにぶつかるなど、歩行時の転倒の危険性が増えた。Aさんは自宅での生活を安全に送りたい、趣味を続けたいという希望があり、10日間程度の入院で両眼の超音波水晶体]乳化吸引術と眼内レンズ挿入術を行うことになった。 99 手術後2日、Aさんは、日中はベッドに横になって過ごしている時間が多い。夜間にAさんから看護師に「手術後はゆっくり眠れていません。どうしたらよいでしょうか」という訴えがあった。 Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
心周期に伴う心臓の変化で、収縮期の初期には心室の容積は変わらずに内圧が上昇していく。このときの心臓で正しいのはどれか。
メタボリックシンドロームの診断基準において男性の腹囲〈ウエスト周囲径〉で正しいのはどれか。
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
全身清拭時に皮膚に触れるタオルの温度で適切なのはどれか。
個人防護具の脱衣手順で最初に外すのはどれか。
令和2年(2020年)の衛生行政報告例における看護師の就業場所で医療機関(病院、診療所)の次に多いのはどれか。
体性感覚はどれか。
41 輸血用血液製剤と保存温度の組合せで正しいのはどれか。 1、血小板成分製剤ー2~6℃ 2、赤血球成分製剤ー2~6℃ 3、血漿成分製剤ーー20~24℃ 4、全血製剤-ーーー20~24℃
43 MRI検査室に持ち込んでよいのはどれか。 1、耳栓 2、携帯電話 3、使い捨てカイロ 4、キャッシュカード
46 放射線治療で人体の吸収線量を表す単位はどれか。 1、Bq 2、eV 3、Gy 4、Sv
48 右肺尖部の肺癌の胸壁への浸潤による症状はどれか。 1、散瞳 2、構音障害 3、閉眼困難 4、上肢の疼痛
49 胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか。 1、15分以内に食べる。 2、糖質の多い食事を摂る。 3、1回の摂取量を少なくする。 4、1日の食事回数を少なくする。
50 重度の肝硬変で基準値よりも低い値を示す血液検査項目はどれか。 1、血清アルブミン〈Alb〉 2、血清ビリルビン〈Bil〉 3、血中アンモニア〈NH3〉 4、ブロトロンビン時間〈PT〉
45 関節拘縮の予防を目的とした関節可動域〈ROM〉訓練で正しいのはどれか。 1、関節を早く動かす。 2、運動麻痺がある場合は患側から行う。 3、他動運動は痛みが生じないように行う。 4、徒手筋テストの結果が1以下の場合は自動運動を促す
44 ムーア.F.Dが提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれか。 1、傷害期では尿量が増加する。 2、転換期では循環血液量が増加する。 3、筋力回復期では蛋白の分解が進む。 4、脂肪蓄積気では活動性が低下する。
47 Aさん(62歳、男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され、呼吸機能検査を受けた。 換気障害の分類を図に示す。 Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。 1、A 2、B 3、C 4、D
42 真空採血管とホルダーを用いて静脈血採血を実施するときに、駆血を解除するタイミングで適切なのはどれか。 1、採血針を皮膚に穿刺した直後 2、真空採血管内への血液の流入が始まったとき 3、真空採血管内への血液の流入が終わったとき 4、ホルダーから真空採血管を抜去した後
オートクレーブによる滅菌法はどれか。
薬物の吸収速度が最も早いのはどれか。
室内空気下での呼吸で、成人の一般的な酸素療法の適応の基準はどれか。
CO2ナルコーシスの症状で正しいのはどれか。
母乳栄養の時に不足しやすいのはどれか。
骨格筋の細胞膜には( )に対する受容体がある。自己抗体がこの受容体の働きを阻害すると骨格筋は収縮できなくなる。 ( )に入る神経伝達物質として正しいのはどれか。
健常な女子(15歳)が野外のコンサートで興奮し頻呼吸を起こして倒れた。このときの女子の体内の状態で正しいのはどれか。
薬物の分解、排泄の速さの指標となるのはどれか。
多発性骨髄腫で腫瘍化しているのはどれか。
くも膜下出血の成因で最も多いのはどれか。
成人の気道の異物除去を目的とするのはどれか。
社会保険制度と根拠法令の組み合わせで正しいのはどれか。
老人福祉法と介護保険法のいずれにも位置づけられている施設はどれか。
喫煙指数(ブリンクマン指数)を算出するために、喫煙年数のほかに必要なのはどれか。
健康な成人の白血球の中に占める割合が高いのはどれか。
メタボリックシンドロームの診断基準において男性の腹囲(ウエスト周囲径)で正しいのはどれか。
ヒト免疫不全ウィルス感染症(HIV)について正しいのはどれか。
輸血用血液製剤と保存温度の組合せで正しいのはどれか。
真空採血管とホルダーを用いて静脈血採血を実施するときに、駆血を解除するタイミングで適切なのはどれか。
MRI検査室に持ち込んでよいのはどれか。
ムーア.F.Dが提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で正しいのはどれか。
関節拘縮の予防を目的とした関節可動域訓練(ROM訓練)で正しいのはどれか。
放射線治療で人体の吸収線量を表す単位はどれか。
Aさん(62歳、男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され、呼吸機能検査を受けた。 換気障害の分類を図に示す。 Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。
右肺尖部の肺癌の胸壁への浸潤による症状はどれか。
胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか。
重度の肝硬変で基準値よりも低い値を示す血液検査項目はどれか。
成人のばね指で正しいのはどれか。
広汎子宮全摘出術を受けた患者への退院後の生活に関する説明で正しいのはどれか。
老化に伴う血液・造血器系の変化で適切なのはどれか。
高齢者の身体拘束に関する説明で適切なのはどれか。
65歳以上の高齢者が要介護認定の有無に関わらず利用できるのはどれか。
入院中の高齢者への看護師の対応で適切なのはどれか。
1歳6ヶ月の身体発育曲線(体重)を示す。異常が疑われるのはどれか。
幼児期の心理社会的特徴はどれか。
正常な幼児期の基本的生活習慣で、2歳0ヶ月ころまでに習慣するのはどれか。
母子保健法に規定されているのはどれか。
排卵のある正常な月経周期で正しいのはどれか。
不妊症について正しいのはどれか。
正常な分娩経過はどれか。
新生児の呼吸窮迫症候群〈RDS〉で正しいのはどれか。
小児期から青年期に発症し、運動性チック、音声チック及び汚言の乱用を伴うのはどれか。
患者の権利や力を尊重し、自己制御している感覚を持たせ、患者が社会生活に必要な技能や能力を獲得する支援を意味するのはどれか。
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉に基づき、精神障害者に適用されるのはどれか。
Aさん (85歳、男性)は一人暮らしで判断能力が不十分である。4親等以内の親族はいない。 訪問看護事業所におけるAさんの情報管理で適切なのはどれか。
Aさん (80歳、女性)は一人暮らしで、在宅酸素療法〈HOT〉を受けている。訪問看護師は、Aさんに停電時を想定した避難行動の指導を行うことにした。 Aさんの停電時の避難行動で優先度が高いのはどれか。
介護保険制度における都道府県が指定・監督を行う居宅サービスはどれか。
Aさん(70歳、男性、要介護1)は脳梗塞の後遺症で左不全麻痺がある。家屋内は杖を使用して移動が可能である。Aさんから「入浴が不安なので安全な方法を教えてほしい」と訪問看護師に相談があった。 Aさんへの助言で適切なのはどれか。
看護マネジメントのプロセスの「統制」はどれか。
職員数が300人の病院の看護師の働き方に関するマネジメントで、労働安全衛生法に基づいて規定されているのはどれか。
国際協力として5歳未満児死亡率の高い地域に1年間派遣されることになった看護師が、派遣される地域の住民に対して行う活動でプライマリヘルスケアの原則に基づいた活動はどれか。
音を感知するラセン器(コルチ器)があるのはどれか。
正常な糸球体で濾過される物質はどれか。
冷たい川に飛び込んだ時に急激に体温が低下する原因で正しいのはどれか。
インスリンを過剰に投与したときに現れる症候で正しいのはどれか。
僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。
検査の画像(別冊No.1)を別に示す。 狭心症の手術に最も重要な検査はどれか。
変形性膝関節症について正しいのはどれか。
学校保健安全法で出席停止となる学校感染症のうち、第二種に分類されているのはどれか。
成人におけるバイタルサインで緊急に対応が必要なのはどれか。
老化による尿の生成と排尿機能の変化はどれか。
定期予防接種について正しいのはどれか。
緑内障について正しいのはどれか。2つ選べ。
高齢者に脱水が起こりやすくなる要因はどれか。2つ選べ。
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に基づく入院形態で正しいのはどれか。2つ選べ。
クリニカルパスについて正しいのはどれか。2つ選べ。
看護のアウトカムを評価するために収集する情報はどれか。2つ選べ。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接クームス試験(直接Coombs試験)陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 94 Aさんに生じている可能性が高いのはどれか。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接クームス試験(直接Coombs試験)陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 95 Aさんはステロイドパルス療法の後、副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころから満月様顔貌がみられたため、外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。 Aさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み、94〜96の問いに答えよ。 Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の 紅斑、微熱、全身倦怠感及び手指の関節痛が現れた。 病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され、入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL。Hb 9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接クームス試験(直接Coombs試験)陽性。 尿所見:尿蛋白(−)、尿潜血(−)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 96 Aさんは外来で副腎皮質ステロイド薬の内服治療を継続することになった。Aさんは「病気を悪化させないために、退院後はどのような生活が良いでしょうか」と看護師に質問した。 Aさんへの退院指導で適切なのはどれか。
次の文を読み106-108の問に答えよ。 Aさん(33歳、初産婦、会社員)は夫と2人で暮らしている。妊娠28週5日、夕方から下腹部に生理痛のような痛みを感じ、少量の性器出血があったため来院した。来院時、子宮口2cm開大、未破水、8分おきに20秒持続する子宮収縮があり、切迫早産と診断された。子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の点滴静脈注射と安静による治療が開始された。 (問題106) 点滴を開始して30分後に看護師が訪室すると、Aさんはファウラー位(Fowler位)で休んでいた。このときのAさんの状態で看護師が注意して観察すべき項目はどれか。
次の文を読み106-108の問に答えよ。 Aさん(33歳、初産婦、会社員)は夫と2人で暮らしている。妊娠28週5日、夕方から下腹部に生理痛のような痛みを感じ、少量の性器出血があったため来院した。来院時、子宮口2cm開大、未破水、8分おきに20秒持続する子宮収縮があり、切迫早産と診断された。子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の点滴静脈注射と安静による治療が開始された。 (問題107) 切迫早産の症状がなくなり、Aさんは妊婦35週0日で退院した。妊娠36週0日に妊婦健康診査のために来院した。ノンストレステスト〈NST〉を実施中に、「気分が悪い」とナースコールがあり看護師が訪れるとAさんは仰臥位になっていた。Aさんへの対応で看護師が最初に行うのはどれか。
次の文を読み106-108の問に答えよ。 Aさん(33歳、初産婦、会社員)は夫と2人で暮らしている。妊娠28週5日、夕方から下腹部に生理痛のような痛みを感じ、少量の性器出血があったため来院した。来院時、子宮口2cm開大、未破水、8分おきに20秒持続する子宮収縮があり、切迫早産と診断された。子宮収縮抑制薬(リトドリン塩酸塩)の点滴静脈注射と安静による治療が開始された。 (問題108) Aさんは妊娠36週5日、8時に分娩が開始した。16時30分に子宮口全開大、16時35分に自然破水、18時30分に男児を出産した。分娩時出血量は350ml、児のアプガースコア(Apgarスコア)は1分後8点、5分後9点であった。Aさんの分娩のアセスメントで適切なのはどれか。
次の文を読み109-111の問いに答えよ。 Aさん(34歳、初産婦)は妊娠39週6日に3,000gの女児を出産した。分娩時の母児の経過は順調である。出産後12時間、看護師がAさんの児の観察を行った。児は活気がありバイタルサインは安定しており、排便が認められた。直接授乳を開始している。出生後の排尿回数は4回、排便回数は3回である。 (問題109) 便の写真(別冊No.2)を別に示す。このときのAさんの児の便はどれか。
次の文を読み109-111の問いに答えよ。 Aさん(34歳、初産婦)は妊娠39週6日に3,000gの女児を出産した。分娩時の母児の経過は順調である。出産後12時間、看護師がAさんの児の観察を行った。児は活気がありバイタルサインは安定しており、排便が認められた。直接授乳を開始している。出生後の排尿回数は4回、排便回数は3回である。 (問題110) 日齢2。Aさんの児の胎外生活への適応は順調に経過している。哺乳回数は1日8回。Aさんは母乳育児を希望しているが、児に乳頭を吸われると痛いと話しており、左右の乳頭に軽度の発赤が認められる。このとき看護師が観察する項目で優先度が高いのはどれか
次の文を読み109-111の問いに答えよ。 Aさん(34歳、初産婦)は妊娠39週6日に3,000gの女児を出産した。分娩時の母児の経過は順調である。出産後12時間、看護師がAさんの児の観察を行った。児は活気がありバイタルサインは安定しており、排便が認められた。直接授乳を開始している。出生後の排尿回数は4回、排便回数は3回である。 (問題111) 日齢4。看護師がAさんの児を観察したところ。バイタルサインは、体温(直腸温)37.3℃、呼吸数55/分、心拍数134/分。経皮ビリルビン20.0mg/dLであった。Aさんの児の状態で医師に報告が必要なのはどれか。
次の文を読み112-114の問に答えよ。 Aさん(20歳、女性)は境界性人格障害(パーソナリティ障害)の診断を受け、精神科外来に通院中である。ある日、人間関係のトラブルから処方されていた睡眠薬を過量服薬して自殺企図をしたところ家族に発見され、救命救急センターに搬送された。 (問題112) Aさんは救急外来で治療を受け会話ができるまでに回復した。Aさんへの看護師の最初の対応で適切なのはどれか。
次の文を読み112-114の問に答えよ。 Aさん(20歳、女性)は境界性人格障害(パーソナリティ障害)の診断を受け、精神科外来に通院中である。ある日、人間関係のトラブルから処方されていた睡眠薬を過量服薬して自殺企図をしたところ家族に発見され、救命救急センターに搬送された。 (問題113) Aさんは身体的な治療を受けた後、精神科病棟に入院することになった。入院3日の22時、Aさんがハサミを貸してほしいとナースステーションに来た。日勤の看護師がいる時間帯のみ付き添いでハサミの貸出が可能という主治医からの指示を伝えると「B看護師は貸してくれたのに。こんなひどい対応をする看護師はあなただけ」と話し。その場を動かない。このときのAさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み112-114の問に答えよ。 Aさん(20歳、女性)は境界性人格障害(パーソナリティ障害)の診断を受け、精神科外来に通院中である。ある日、人間関係のトラブルから処方されていた睡眠薬を過量服薬して自殺企図をしたところ家族に発見され、救命救急センターに搬送された。 (問題114) 入院1週間、Aさんは看護師ごとに言動や態度を変えることが多く、病棟ではAさんに対して共感を示す看護師と、拒否的な態度を示す看護師に分かれてしまった。そのため、看護師はチームでの対応についてカンファレンスを行った。Aさんの看護師のチームとしての対応で適切なのはどれか。
次の文を読み115-117の問に答えよ。 Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で。訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。 (問題115) 入学式時に担任がAちゃんの意思を確認する方法で最も適切なのはどれか。
次の文を読み115-117の問に答えよ。 Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で。訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。 (問題116) Aちゃんが小学生に入学して6ヶ月が経過した。小学生への送迎は母親が行っており、学内での喀痰吸引や経管栄養の注入は小学校に配置されている看護師が行っている。Aちゃんは体調も安定しており、小学校での生活にも慣れてきた。Aちゃんの母親は「夫は朝早く出勤し、長女もまだ小さく、Aを小学校に連れていくまで忙しくて大変です」と訪問看護師に話した。訪問看護師は保健所の保健師に相談し、Aちゃん宅で家族も含めてAちゃんが利用できる支援サービスを検討することにした。Aちゃんと家族に利用を勧める支援サービスで適切なのはどれか。
次の文を読み115-117の問に答えよ。 Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で。訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。 (問題117) Aちゃんは入学して1度も入院することなく2年生になった。Aちゃんの母親はケアに必要な物品を学校の看護師に渡す際に「Aは学校に通うようになり、お友達が増えて本当によかったと思います。それに比べて私は仕事をしていないし、Aに友達ができた喜びや日々の苦労を理解してもらえる友達がいません。Aの同級生の親には年齢が近くて話しやすい人がいません」と話した。Aちゃんの母親への提案で最も適切なのはどれか。
次の文を読み118-120の問に答えよ。 Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から飲酒を指導されていたが実行はできず退院していなかった。Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1周間前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。身体所見:呼びかけに応じる反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air) (問題118) 入院時、Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
次の文を読み118-120の問に答えよ。 Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から飲酒を指導されていたが実行はできず退院していなかった。Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1周間前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。身体所見:呼びかけに応じる反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air) (問題119) 入院当日、Aさんは緊急に内視鏡的治療を受けた。入院7日。Aさんは食道静脈瘤の治療のため、食道静脈瘤硬化療法を受けることになった。治療前のバイタルサインは、体温36.7℃、呼吸数16/分、脈拍72/分、整、血圧126/70mmHgである。検査所見は、血小板15万/μLプロトロンビン時間〈PT〉10秒85%である。入院後は吐血していない。Aさんが食道静脈瘤硬化療法を受けた直後に注意すべき症状はどれか。
次の文を読み118-120の問に答えよ。 Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から飲酒を指導されていたが実行はできず退院していなかった。Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1周間前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。身体所見:呼びかけに応じる反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air) (問題120) Aさんは食道静脈瘤硬化療法を終えて。アルコール依存症の治療を受けるために精神科病院に転院した。転院して2ヶ月、病棟ではAさんの退院に向けた話し合いが進められている。Aさんは「退院した後にお酒をやめられるか自信がない。体力が落ちており、何もしていないとお酒を飲んでしまいそうです」と悩みを打ち明けた。Aさんへの看護師の声かけで適切なのはどれか。
成人の気道異物除去を目的とするのはどれか。
リンパの流れで正しいのはどれか。
肥大型心筋症について正しいのはどれか。
歯周病について正しいのはどれか。
帯状疱疹について正しいのはどれか。
令和2年度(2022年度)の家族に関する調査で正しいのはどれか。
生活保護法の扶助の種類とその内容の組み合わせで正しいのはどれか。
健康に関する指標の記述で正しいのはどれか。
介護保険法と社会福祉及び介護福祉法に基づき、介護福祉士が一定の条件を満たす場合に実施できる医療行為はどれか。
聴診器のチェストピース部のベル型で聴取するのが適切なのはどれか。 適切と考えられる選択肢を1つ選べ。(ナースタ改)
針刺し事故を防止する方法で適切なのはどれか。
安楽な姿勢を保持する体位と枕を挿入する位置の組み合わせで適切なのはどれか。
便の性状と原因の組み合わせで正しいのはどれか。
患者の測定と杖をつく位置を図に示す。 両上肢の動きに制限がなく、右下肢に経度の筋力低下がある患者の三点歩行で、歩き始めの杖の位置が適切なのはどれか。
創傷治癒の成熟期の状態はどれか。
成人への与薬方法で正しいのはどれか。
成人に対する自動体外式除細動器(AED)の使用で正しいのはどれか。
経皮的動脈血酸素飽和度(spo2)の測定値に影響を及ぼすのはどれか。
仰臥位で手術を受けた患者が術後に上肢の薬指と小指のしびれを訴えた。しびれの原因として考えられるのはどれか。
Aさん(58歳)は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で在宅療養をしている。嚥下機能の低下が進行したため入院し、胃婁の造設が検討されているが、経口摂取の継続を希望している。 看護師が連携する職種で優先度が高いのはどれか。
臨死期にある患者の家族から「のどがゴロゴロと鳴っていて苦しんでいます。この苦痛をとってあげたい」と相談された。看護師が、呼吸音を聴取すると咽頭に雑音を認めた。 患者の苦痛を緩和するための対応で適切なのはどれか。
成人の気管支喘息に対する副腎皮質ステロイド薬の吸入で正しいのはどれか。
Aさん(43歳、男性)は胆道狭窄のため内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)検査を受けた。検査後に心窩部痛が出現したため血液検査を行い、禁食、抗菌薬および蛋白分解酵素阻害薬による治療を行うこととなった。 血液検査の項目でAさんに生じた合併症を判断できるのはどれか。
パッチテストで皮膚反応を観察するタイミングはどれか。
シクロフォスファミドを投与している患者で注意が必要なのはどれか。
ヒトパピローマウイルス〈HPV〉検査の説明で正しいのはどれか。
令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における高齢者の健康状態で正しいのはどれか。
平成30年度(2018年度)の高齢者の住宅と生活環境に関する調査で、高齢者がいる世帯で賃貸住宅に住んでいる世帯の割合が最も多いのはどれか。
Aさん(80歳、女性)は脳梗塞の後遺症のため要介護5と認定され、治療を終えて退院することになった。Aさんの息子の妻が「義母が退院したら同居して、私が初めて介護することになります」と不安そうに看護師に話しかけてきた。このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
子どもの発達で正しいのはどれか。
乳歯について正しいのはどれか。
子どもの平行遊びで正しいのはどれか。
母体保護法に規定されているのはどれか。
閉経について正しいのはどれか。
妊娠に伴う母体の生理的変化とその時期の組合わせで正しいのはどれか。
産褥期の生理的変化で正しいのはどれか。
大規模災害が発生し、被災した住民は自治体が設置した避難所に集まり避難生活を始めた。発災3日、自治体から派遣された看護師は避難所の片隅で涙ぐんでいるAさんへの関りを始めた。Aさんは「悲しい気持ちが止まりません」と話している。 このときのAさんへの看護師の発言で適切なのはどれか。
精神病床に入院し、身体的拘束が必要となる攻撃性の高い精神疾患患者のケアで正しいのはどれか。
一般の事業所や企業に就労を希望する精神障害者に対して行う支援で、24か月間を原則として就職に必要な訓練や求職活動を行うのはどれか。
Aさん(70歳、男性)は神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入し在宅療養を開始することになった。 Aさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。
Aさん(88歳、女性、要介護1)は長女(58歳、会社員)と2人暮らしで、胃瘻を造設し訪問看護を利用している。看護師の訪問時、Aさんは頭痛、嘔気を訴え、ベッドに横になっていた。バイタルサインは、体温37.6℃、呼吸数24回/分、脈拍96回/分、整、血圧102/76mmHg、口唇が乾燥している。室温は30℃である。長女に連絡し、かかりつけ医に往診を依頼することにした。 医師が到着するまでの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。
指定訪問看護ステーションについて正しいのはどれか。
Aさん(63歳、男性)は妻と2人暮らしで、肺癌の終末期で在宅医療を受けて医療用麻薬を使用中である。看護師が訪問したとき、Aさんは椅子に座って咳をしながら苦痛に耐えている様子であった。妻は「レスキュー薬が効くまでは苦しそうなので、何か私にできることはありますか」と訪問看護師に尋ねた。 このときの訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。
A病院の組織図を示す。 医療安全管理を担う部門が横断的に活動する位置はどれか。
医療法に基づき医療機関が医療の安全を確保する目的で行うのはどれか。
災害時の医療を支える体制で正しいのはどれか。
Aさん(58歳、男性)は外国籍の妻(40歳)と10年前に結婚し、2人で暮らしている。虚血性心疾患と診断され、外来看護師による生活指導を妻と一緒に受けることになった。初回の面談で、Aさんは「10年間で体重が10kg増えました。妻の母国の習慣で味が濃いおかずや揚げ物とご飯を1日に何度も食べています。最近、2人とも運動をしなくなりました」と話した。 このときの外来看護師のAさんと妻への最初の対応で適切なのはどれか。
上肢の運動を図に示す。 肩関節の屈曲の可動域測定で正しいのはどれか。
細菌が体内に初めて侵入したときに最初に産生される免疫グロブリンはどれか。
膀胱の蓄尿と排尿反射で正しいのはどれか。
全身性エリテマトーデス〈SLE〉でプレドニゾロンを長期服用している成人女性の患者で、血中濃度が顕著に低下しているのはどれか。
心電図検査の胸部誘導で電極を第4肋骨右緑に装着するのはどれか。
プリン体の代謝物質である尿酸で正しいのはどれか。
血液透析について正しいのはどれか。
成人に経鼻経管栄養の胃管を挿入する方法で適切なのはどれか。
介護保険サービスを利用して購入できるのはどれか。
標準的な成長をしている正期産時の身長が2倍になるのはどれか。
女子の第二次性徴に最も関与するホルモンはどれか。
Aさん(25歳、女性)は統合失調症と診断され、入院2か月が経過した。食事や水分の接種、トイレ歩行は1人でできる。歯磨き、入浴への関心はあまりない。幻聴が聞こえると突然走れ出し、壁に頭をぶつけている。日中はホールで過ごし、自分から他の患者と交流はしない。Aさんのセルフケアで優先度が高いのはどれか。
薬物血中濃度モニタリング(TDM)の実施が必要な薬物はどれか。2つ選べ。
高齢者の睡眠で正しいのはどれか。2つ選べ。
高齢者の血液検査の結果で成人の基準値と比較して値が高くなるのはどれか。2つ選べ。
精神保健における三次予防はどれか。2つ選べ。
Aちゃん(小学生4年生、女児)は父親(40歳、会社員)、母親(40歳、会社員)、弟(小学2年生)と4人で暮らしている。交通事故で頸椎損傷となり、訪問看護を利用して在宅療養を開始した。Aちゃんはこれまで通っていた小学校に継続して通学することを希望している。Aちゃんの家族への看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
500Lの酸素ボンベ(14.7MPa充填)の内圧が10MPaを示している。この酸素ボンベを用いて3L/分で酸素吸入を行う。使用可能な時間は何分か。ただし、小数点以下の数値が得られた場合は、小数点以下第1位を四捨五入すること。
次の文章を読み91~93の問いに答えよ。 Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170㎝、体重100㎏。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64㎜ℍg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、悪臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904㎎/dl、Na 131mEq/L、K3.4 mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dl、動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン(±)。 問題91 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
次の文章を読み91~93の問いに答えよ。 Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170㎝、体重100㎏。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64㎜ℍg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、悪臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904㎎/dl、Na 131mEq/L、K3.4 mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dl、動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン(±)。 問題92 Aさんはインスリン療法、糖尿病足病変に対する抗菌薬治療で全身状態は改善した。退院に向けて、看護師はAさんに食事指導をすることにした。Aさんの勤める1日の摂取カロリーで最も適切なのはどれか。
次の文章を読み91~93の問いに答えよ。 Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170㎝、体重100㎏。体温38.6℃、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64㎜ℍg。対光反射(+)、瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、悪臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL、血糖904㎎/dl、Na 131mEq/L、K3.4 mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dl、動脈血液ガス分析pH 7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン(±)。 問題93 Aさんの糖尿病足病変の悪化を防ぐ目的で看護師が行う指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
次の文章を読み94~96に答えよ。 Aさん(53歳、女性)は休日に講演を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激は逃れようとする動作がみられる。 問題94 グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉によるAさんの意識レベルの評価はどれか。
次の文章を読み94~96に答えよ。 Aさん(53歳、女性)は休日に講演を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激は逃れようとする動作がみられる。 問題95 Aさんは右側の急性硬膜下血腫と診断され、緊急開頭手術を受けることになった。術前のバイタルサインは、体温37.2℃、呼吸数14/分、脈拍74回/分、整。血圧は、搬送時134/84㎜Hgから174/66㎜Hgに上昇し、痛み刺激に対する反応が消失している。 このときのAさんの瞳孔の状態はどれか。 考えられるものを2つ選べ(ナースタ改)
次の文章を読み94~96に答えよ。 Aさん(53歳、女性)は休日に講演を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激は逃れようとする動作がみられる。 問題96 開頭手術後2日、Aさんの全身状態は良好で、硬膜外ドレーンの排液も異常所見なく経過している。看護師が訪室するとAさんは仰臥位で開眼し、「目が覚めたら病院にいて手術も終えていたので驚きました。今は気分も良いが、寝てばかりで背中が痛くなってきたので体制を整えたい」と話す。看護師の対応で適切なのはどれか。
次の文章を読み97~99の問いに答えよ Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作に息苦しさが出現することがあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず週に1回シャワーを浴びていた。 1週間前から日常生活動作〈ADL〉でも、息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500ⅿL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈㎩O₂〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈㎩CO₂〉58Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、ℍb10.3g/dl、白血球9,500/μL、総蛋白9.5g/dl、アルブミン3.4g/dl、空腹時血糖98㎎/dl、CRP10.1㎎/dl。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 問題97 この時のAさんの状態はどれか。
次の文章を読み97~99の問いに答えよ Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作に息苦しさが出現することがあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず週に1回シャワーを浴びていた。 1週間前から日常生活動作〈ADL〉でも、息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500ⅿL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈㎩O₂〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈㎩CO₂〉58Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、ℍb10.3g/dl、白血球9,500/μL、総蛋白9.5g/dl、アルブミン3.4g/dl、空腹時血糖98㎎/dl、CRP10.1㎎/dl。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 問題98 Aさんは入院し、抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て、食事も全粥を半分程度は食べることができた。Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。
次の文章を読み97~99の問いに答えよ Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作に息苦しさが出現することがあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず週に1回シャワーを浴びていた。 1週間前から日常生活動作〈ADL〉でも、息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500ⅿL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。 受診時の身体所見:体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)82%(room air)。 動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈㎩O₂〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈㎩CO₂〉58Torr。 検査所見:赤血球420万/μL、ℍb10.3g/dl、白血球9,500/μL、総蛋白9.5g/dl、アルブミン3.4g/dl、空腹時血糖98㎎/dl、CRP10.1㎎/dl。 医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。 問題99 Aさんは順調に回復したため、退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の治療は、在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは、看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人がいない。 Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
次の文章を読み100~102の問いに答えよ。 A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人暮らしである。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。 問題100 A君が利用できる制度はどれか。
次の文章を読み100~102の問いに答えよ。 A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人暮らしである。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。 問題101 A君の造血幹細胞移植は無事に終了したが、終了後6カ月で2度目の再発をし、化学療法が行われたが寛解しなかった。医師から両親にA君が末期であることが伝えられた。両親は「2度目の再発と聞いて覚悟をしていた。延命するための治療はしなくていよいと考えています。在宅療法に切り替えてAと過ごしたいが、できることと、できないことを教えてほしいです」と話した。 両親への看護師の返答で適切なのはどれか。2つ選べ。
次の文章を読み100~102の問いに答えよ。 A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人暮らしである。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。 問題102 数日後、両親から「Aが亡くなることをAの兄にどのように説明したらよいでしょうか。私たちでは、うまく説明できません」との相談があった。 かんごしの両親への体温で適切なのはどれか。
次の分を読み103~105の問いに答えよ。 A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー剤とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食もあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しく眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受信時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は92%(room air)であった。 問題103 A君の気管支喘息の発作強度はどれか。
次の分を読み103~105の問いに答えよ。 A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー剤とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食もあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しく眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受信時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は92%(room air)であった。 問題104 救急外来で、吸入と点滴静注内注射が行われA君の症状は軽快した。A君は、医師や看護師による問診には素直に答えているが、心配する母親には「病院に来るほどじゃないんだよ。入院はしないからな」と発言し、反抗的な態度をとっている。このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
次の分を読み103~105の問いに答えよ。 A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー剤とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食もあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しく眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受信時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は92%(room air)であった。 問題105 A君は1年前から気管支喘息の急性増悪〈発作〉を起こして救急外来の受診を繰り返していることが分かった。看護師がA君に今の症状の認識を確認すると「喘息発作が起きていて、家で吸入しても治まらなかった」と答えた。学校生活や服薬については「学校はすきだけど、体育は嫌だな。吸入が面倒くさい。吸入しなくても発作が起きなければいいんでしょ」と話した。看護師は急性増悪〈発作〉を繰り返しているA君のセルフケアへの支援をする必要があると考えた。 A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
次の分を読み106~108の問いに答えよ。 Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経腟分娩した。産後は夫が育児休業を取得し、自宅で夫と2人で子育てをする予定である。 産褥1日、バイタルサインは、体温36.7℃、脈拍70回/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL、子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。 問題106 Aさんの産褥1日のアセスメントで正しいのはどれか。
次の分を読み106~108の問いに答えよ。 Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経腟分娩した。産後は夫が育児休業を取得し、自宅で夫と2人で子育てをする予定である。 産褥1日、バイタルサインは、体温36.7℃、脈拍70回/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL、子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。 問題107 産褥3日、Aさんの夫から「退院後は私が子どもの沐浴をします。子どもの身体の洗い方は動画で学んだのですが、沐浴のときに注意することはありますか。寒い時期なので心配です」と看護師に質問あった。 Aさんの夫への説明で適切なのはどれか。
次の分を読み106~108の問いに答えよ。 Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経腟分娩した。産後は夫が育児休業を取得し、自宅で夫と2人で子育てをする予定である。 産褥1日、バイタルサインは、体温36.7℃、脈拍70回/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL、子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。 問題108 産褥5日、子宮収縮は臍恥中央、褐色悪露が少量、歩行時に会陰部痛がある。授乳は母乳のみで行っている。Aさんは「この子の世話が大変で、次の妊娠はしばらく考えられません。結婚前は経口避妊薬を服用していましたが、産後の避妊はどうしたらよいか教えてください」と看護師に話した。 Aさんへの説明で適切なのはどれか。
次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。 Aさん(54歳、男性)は、年金の給付を受けて生活している父親(82歳)と2人暮らしで、母親は2年前に亡くなっている。20歳のときに統合失調症と診断された。20歳代で何回か仕事に就いたが長続きはしなかった。40歳からは無職で、デイケアへ通所していた。1年前にデイケアを中断してからは、ほとんどの時間を自宅で過ごしているが、月1回の外来通院は継続している。Aさんが飲まなかった薬がたくさん残っていることを父親が発見し、主治医に相談した。この相談をきかっけに、週1回の精神科訪問看護を導入することになった。初回訪問時にAさんは「薬は飲み忘れたんです。心配かけてごめんなさい」と父親と訪問看護師に話した。 問題109 このときの訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。 Aさん(54歳、男性)は、年金の給付を受けて生活している父親(82歳)と2人暮らしで、母親は2年前に亡くなっている。20歳のときに統合失調症と診断された。20歳代で何回か仕事に就いたが長続きはしなかった。40歳からは無職で、デイケアへ通所していた。1年前にデイケアを中断してからは、ほとんどの時間を自宅で過ごしているが、月1回の外来通院は継続している。Aさんが飲まなかった薬がたくさん残っていることを父親が発見し、主治医に相談した。この相談をきかっけに、週1回の精神科訪問看護を導入することになった。初回訪問時にAさんは「薬は飲み忘れたんです。心配かけてごめんなさい」と父親と訪問看護師に話した。 問題110 初回訪問から1か月、訪問看護師はAさんが適切に服薬できていることを確認した。Aさんは「調子はいいですね。やる気も少し出てきました。主治医は今の薬を飲み続けるのがいいと話しています。ただ、夜の薬は朝に眠気が残るので昼まで寝てしまいます」と話した。 このときの訪問看護師のAさんへの声かけで最も適切なのはどれか。
次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。 Aさん(54歳、男性)は、年金の給付を受けて生活している父親(82歳)と2人暮らしで、母親は2年前に亡くなっている。20歳のときに統合失調症と診断された。20歳代で何回か仕事に就いたが長続きはしなかった。40歳からは無職で、デイケアへ通所していた。1年前にデイケアを中断してからは、ほとんどの時間を自宅で過ごしているが、月1回の外来通院は継続している。Aさんが飲まなかった薬がたくさん残っていることを父親が発見し、主治医に相談した。この相談をきかっけに、週1回の精神科訪問看護を導入することになった。初回訪問時にAさんは「薬は飲み忘れたんです。心配かけてごめんなさい」と父親と訪問看護師に話した。 問題111 初回訪問から6か月、Aさんの状態は安定し、デイケアへ週3回程度は通所できるようになった。一方で、父親は「Aは食事も作れないし、家のことができないので、自分が死んだ後のことを考えると1人で生きていけるのかが心配だ。どうしたらよいか」と訪問看護師に相談した。それを聞いたAさんも「父が死んだ後の生活が心配だ」と話した。 現時点でAさんと父親へ提案する社会資源で適切なのはどれか。
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。 Aさん(80歳、女性)は発熱があり、呼吸状態が悪いため、外来を受診し肺炎と診断され緊急入院となった。 入院時、病室でAさんは「ここはどこ」と話し混乱した様子であった。湿性の咳嗽があり、口唇の乾燥が著明である。同居の夫からの情報では、1週間前から食事は摂れていたが、水分摂取量が減っていた。3日前から寝て過ごしていたが、トイレには自分で行くことができていた。身の回りのことは自立している。入院後に点滴静脈内注射1,500mL/日の指示があり、抗菌薬が開始された。 身体所見:身長152㎝、体重45㎏、体温38.0℃、呼吸数32/分、脈拍120/分、整、血圧107/80㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)93%(room air)。ジャパン・コーマ・スケール(JCS)Ⅰ-2。 検査所見:赤血球417万/μL、Hb12.5g/dL、白血球16,600//μL、総蛋白6.2g/dL、アルブミン4.0g/dL、血糖98mg/dL、Na151mEq/L、K4.0mEq/L、Cl97mEq/L、Ca8.7mg/dL、CRP23.0mg/dL。 問題112 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。 Aさん(80歳、女性)は発熱があり、呼吸状態が悪いため、外来を受診し肺炎と診断され緊急入院となった。 入院時、病室でAさんは「ここはどこ」と話し混乱した様子であった。湿性の咳嗽があり、口唇の乾燥が著明である。同居の夫からの情報では、1週間前から食事は摂れていたが、水分摂取量が減っていた。3日前から寝て過ごしていたが、トイレには自分で行くことができていた。身の回りのことは自立している。入院後に点滴静脈内注射1,500mL/日の指示があり、抗菌薬が開始された。 身体所見:身長152㎝、体重45㎏、体温38.0℃、呼吸数32/分、脈拍120/分、整、血圧107/80㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)93%(room air)。ジャパン・コーマ・スケール(JCS)Ⅰ-2。 検査所見:赤血球417万/μL、Hb12.5g/dL、白血球16,600//μL、総蛋白6.2g/dL、アルブミン4.0g/dL、血糖98mg/dL、Na151mEq/L、K4.0mEq/L、Cl97mEq/L、Ca8.7mg/dL、CRP23.0mg/dL。 問題113 入院当日、Aさんは日中の会話ができていたが、夕方からそわそわしながら落ち着かない様子であった。また、話のつじつまが合わず、朝と夕方を間違え急に大きな声を出し、夜中に起き出して自分の荷物を触っていることがあった。翌日、日中は眠気を訴えながらも眠ることなく静かに過ごし、夜間は焦燥があり眠れていない。 Aさんの状態はどれか。
次の文を読み112〜114の問いに答えよ。 Aさん(80歳、女性)は発熱があり、呼吸状態が悪いため、外来を受診し肺炎と診断され緊急入院となった。 入院時、病室でAさんは「ここはどこ」と話し混乱した様子であった。湿性の咳嗽があり、口唇の乾燥が著明である。同居の夫からの情報では、1週間前から食事は摂れていたが、水分摂取量が減っていた。3日前から寝て過ごしていたが、トイレには自分で行くことができていた。身の回りのことは自立している。入院後に点滴静脈内注射1,500mL/日の指示があり、抗菌薬が開始された。 身体所見:身長152㎝、体重45㎏、体温38.0℃、呼吸数32/分、脈拍120/分、整、血圧107/80㎜Hg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)93%(room air)。ジャパン・コーマ・スケール(JCS)Ⅰ-2。 検査所見:赤血球417万/μL、Hb12.5g/dL、白血球16,600//μL、総蛋白6.2g/dL、アルブミン4.0g/dL、血糖98mg/dL、Na151mEq/L、K4.0mEq/L、Cl97mEq/L、Ca8.7mg/dL、CRP23.0mg/dL。 問題114 入院2日目、病棟の看護師でAさんへの援助の方針について話し合った。Aさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。 Aさん(50歳、男性、自営業)は妻(48歳)、長男(23歳、会社員)と3人で暮らしている。3年前から歩行時のふらつきを自覚していたが、日常生活動作(ADL)は自立していた。最近、転倒が多くなり医療機関を受診して頭部CT検査を受けたところ、小脳と脳幹に萎縮を認め、遺伝性の脊髄小脳変性症と診断された。Aさんは「母も同じ疾患で亡くなりました。妹が同じ敷地内に1人で暮らしていますが、妹も転ぶことが多くなり、医師の勧めで遺伝子診断を受ける予定です。明日、保健所に難病の医療費助成の申請に行くのですが、保健師に伝えた方がよいことはありますか」と看護師に質問した。 問題115 Aさんから保健師に伝える内容で優先度が高いのはどれか。
次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。 Aさん(50歳、男性、自営業)は妻(48歳)、長男(23歳、会社員)と3人で暮らしている。3年前から歩行時のふらつきを自覚していたが、日常生活動作(ADL)は自立していた。最近、転倒が多くなり医療機関を受診して頭部CT検査を受けたところ、小脳と脳幹に萎縮を認め、遺伝性の脊髄小脳変性症と診断された。Aさんは「母も同じ疾患で亡くなりました。妹が同じ敷地内に1人で暮らしていますが、妹も転ぶことが多くなり、医師の勧めで遺伝子診断を受ける予定です。明日、保健所に難病の医療費助成の申請に行くのですが、保健師に伝えた方がよいことはありますか」と看護師に質問した。 問題116 1か月後の定期受診のときに、Aさんは「長男に私の病名と遺伝性の疾患であることを伝えました。長男は何も症状はありませんが、発症前診断を受けて欲しいと思っています」と外来の看護師に話した。 看護師のAさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。 Aさん(50歳、男性、自営業)は妻(48歳)、長男(23歳、会社員)と3人で暮らしている。3年前から歩行時のふらつきを自覚していたが、日常生活動作(ADL)は自立していた。最近、転倒が多くなり医療機関を受診して頭部CT検査を受けたところ、小脳と脳幹に萎縮を認め、遺伝性の脊髄小脳変性症と診断された。Aさんは「母も同じ疾患で亡くなりました。妹が同じ敷地内に1人で暮らしていますが、妹も転ぶことが多くなり、医師の勧めで遺伝子診断を受ける予定です。明日、保健所に難病の医療費助成の申請に行くのですが、保健師に伝えた方がよいことはありますか」と看護師に質問した。 問題117 Aさんは仕事を辞め、妻が自営業を続け1年が経過した。Aさんは歩行器で室内を移動し、日中は一人で過ごしていた。転倒したことをきっかけに、訪問看護を週1回利用することになった。初回の訪問時に、Aさんは「妻が仕事を続けてくれて感謝しています。妻には迷惑はかけられない。妻が食卓に準備してくれた昼食を食べようと起き上がって歩行器に移ろうとしたら、立ちくらみを起こして転んでしまった」と訪問看護に話した。 訪問看護師のAさんへの対応で適切なのはどれか。
次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。 午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。 問題118 Bさんに考えられる状態はどれか。
次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。 午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。 問題119 発災6時間後、Cさん(60歳、男性)は、職場のがれきの下から救助され、搬送されてきた。Cさんの意識は清明、バイタルサインは、体温35.8℃、脈拍110/分、不整、血圧90/68mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)95%(room air)である。がれきに挟まれていた両下肢は、皮膚の創傷、腫脹および皮下出血が認められた。両下肢の感覚は鈍く、麻痺がみられる。足背動脈は蝕知できる。尿の色は赤褐色である。血液検査の結果、尿素窒素20mg/dL,クレアチニンキナーゼ(CK)3万IU/L、血糖値110mg/dL、Na140mEq/L、K8.2mEq/Lであった。 挫滅症候群(クラッシュ症候群)が疑われ、救出後から輸液療法が開始されている。 このときの看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。 午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。 問題120 Cさんは直ちに入院となり、緊急で血液透析が開始されることになった。集中治療室のベッドサイドで血液透析が開始され、Cさんのバイタルサインは安定した。下肢の腫脹、感覚障害は持続している。Cさんは「家族は無事なのか」と不安な表情で担当看護師に訴えた。Cさんの家族は避難所にいると連絡があったことを伝えると、Cさんは少し落ち着いた表情となった。担当看護師は、次々と搬送される傷病者の受け入れを準備するよう、リーダー看護師に声をかけられた。 この時点でのCさんへの対応で担当看護師が優先して連携するのはどれか。