職業性疾病(しょくぎょうせいしっぺい)

職業性疾病とは特定の職業に従事することによって生じる可能性が高まる疾病のことである。

傾向と対策

職業性疾病にはいくつかあるが、特に中皮腫白ろう病じん肺あたりがよく出題されるので、①原因②どんな職業で起こるかをチェックしておこう。

よくわかる解説

職業性疾病

職業性疾病とは特定の職業に従事することによって罹るリスクが高くなる疾病を指す。


中皮腫じん肺

①原因:アスベスト(石綿)。
②職業:直接アスベストを扱う仕事に従事していたものや、造船場などアスベストのある環境で作業していた間接的な曝露を受ける職業の人に発生。


白ろう病

①原因は振動。
②職業:林業などのチェーンソー、削岩機等の振動工具を長期間使用する職業者に見られる。


じん肺

①原因は粉塵。
②職業:炭鉱や鉱山、トンネル堀削現場など粉塵の多い環境で長期間従事する作業者に起こりやすい。

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